PayPayで電話番号宛てに送金したものの、相手に届かないというケースは珍しくありません。特に履歴の表示では電話番号の一部が伏せられて表示されるため、自分の入力ミスに気づきにくいのが現状です。この記事では、電話番号の全桁確認方法や送金ミスの対処法を詳しく解説します。
PayPayで送金履歴に表示される電話番号はなぜ伏字なのか
PayPayでは個人情報保護の観点から、送金相手の電話番号は一部が「090****42」のように伏せ字で表示されます。これはセキュリティを高める仕様であり、送金後に自分が打ち込んだ電話番号の完全な確認はできません。
つまり、「履歴から入力した番号の全桁を見る」ことは、アプリ上の機能としてはできない仕様になっています。
送金先が相手に届かない場合の対処法
相手に送金が届かない場合は、以下の点を確認してみましょう。
- PayPayアカウントが相手の電話番号に登録されているか
- 相手がPayPayアカウントをまだ開設していない(=未受取)可能性
- 自分が送金時に誤った番号を入力した可能性
万が一、登録されていない電話番号に送金された場合、その送金は未受取状態として処理され、一定期間後に自動返金されます。
電話番号を間違えずに送金するためのコツ
電話番号による送金は便利ですが、1桁でも間違えると全く別の人に送られてしまう可能性があります。以下の対策を取りましょう。
- 連絡帳から送金相手を選ぶ(PayPayと連携されている場合)
- あらかじめ「友だち追加」で相手とPayPay上で繋がっておく
- QRコードや受け取りリンクなど、誤入力のない手段を使う
PayPay未受取送金のキャンセル・返金処理
送金した相手が受け取っていない場合、PayPayでは「未受取状態」であれば返金処理が可能です。相手が受け取り操作をしないまま一定期間が過ぎると、自動的に返金されます。
自分でキャンセルしたい場合は、「取引履歴」から該当の送金をタップ → 詳細 → 未受取ならキャンセルボタンが表示されます。キャンセル後、残高へ戻ります。
どうしても確認したい場合の代替手段
履歴の電話番号を全桁確認する方法は用意されていないため、確認したい場合は以下のような方法が考えられます。
- 送金前にスクリーンショットを取っておく
- 連絡帳と照合して間違いがなかったか確認する
- PayPayカスタマーサポートに問い合わせる(ただし開示される可能性は低い)
いずれにしても、電話番号での送金は慎重に操作するのが基本です。
まとめ|PayPay送金の安全な使い方
PayPayではセキュリティ上、電話番号の全桁を履歴で確認することはできません。相手に送金が届いていない場合は未受取状態か、入力ミスが考えられます。
今後は連絡帳やQRコードを活用し、確実な方法で送金するのが安心です。送金前に確認できる情報はしっかりチェックし、誤送金リスクを回避しましょう。
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