あおぞら銀行とあおぞらネット銀行の違いとは？目的別口座・金利・利便性を徹底比較

あおぞら銀行とあおぞらネット銀行は、名前が似ているため混同しがちですが、実は別の金融機関です。本記事では、それぞれの違いや目的別口座の可否、金利・使いやすさといった点についてわかりやすく解説します。

あおぞら銀行とあおぞらネット銀行は別の銀行

あおぞら銀行は、実店舗を持つ都市銀行的な存在であり、法人向けの金融サービスに強みがあります。一方で、あおぞらネット銀行（旧GMOあおぞらネット銀行）は、インターネット専業銀行として設立された別会社です。

両行ともあおぞら銀行グループに属していますが、口座の仕組みやサービス、アプリ、サポート体制などは完全に独立しています。したがって、サービス内容を比較して自分に合った方を選ぶことが大切です。

あおぞら銀行では、公式アプリ「BANKアプリ」を通じて、貯蓄用・生活費用など目的別に管理できる機能が用意されています。ただし細かく「サブ口座」を作成するというよりは、資金の使い分けとしての機能が中心です。

一方であおぞらネット銀行では「つかいわけ口座」というサブ口座のような機能を無料で最大10個まで作成できます。目的に応じて残高を分けられるため、家計簿的な使い方をしたい方には非常に便利です。

金利に関しては、2024年現在、あおぞら銀行のBANK支店の普通預金金利が年0.2%と高めに設定されており、非常に注目されています。一方で、あおぞらネット銀行も年0.11%程度の高金利を提供しており、通常のメガバンクと比較しても十分魅力的です。

ただし、金利は口座の種類や預入金額、キャンペーンなどによって変動するため、最新の情報を公式サイトで確認するのが確実です。

地方にお住まいであおぞら銀行の支店がない場合は、ネット完結でサービスが使えるあおぞらネット銀行の方が利便性は高いでしょう。ネット銀行のため、ATM入出金、振込、口座管理が全てスマホやPCで可能です。

一方で、あおぞら銀行もインターネットバンキングは利用可能ですが、通帳の発行や窓口相談といった対面サービスを求める人向けといえます。