PayPayの送金機能は非常に便利ですが、条件が整っているにもかかわらず「送金ができない」という状況に直面する方も少なくありません。この記事では、本人確認や残高、アプリのバージョンが問題ないのに送金できない場合に考えられる原因と対策について解説します。
まずは前提のチェック項目を再確認しよう
送金機能を使うための基本条件として、以下の3つが満たされているかを改めて確認してください。
- 本人確認(eKYC)が完了している
- PayPay残高が5,000円以上ある(送金額以上の残高)
- PayPayアプリのバージョンが最新版(5.0以上)
これらをクリアしていても送金できない場合、別の要因が関係している可能性があります。
送金相手側に原因があるケース
実は送金できない原因が「受け取る側」にある場合もあります。例えば以下のようなケースが該当します。
- 相手が本人確認をしていない(PayPayライトユーザー)
- 相手のPayPayアカウントが制限されている(凍結・制限中)
- 相手が送金を受け取れる設定をオフにしている
一度、相手に「本人確認済みか?」「他のユーザーからの送金は受け取れているか?」など確認してもらうとよいでしょう。
送金方法の誤り:コード決済と送金の混同
「送金」は送る相手のアカウントを指定して直接送金する操作で、「スキャン払い(QRコード)」とは別の機能です。相手が店舗のようにQRコードを表示している場合、それは送金ではなく決済の形式です。
「送金」は<送る>タブから<送金>を選び、相手の電話番号やIDで送る必要があります。操作ミスがないかも今一度確認しましょう。
PayPay残高の種類に注意
PayPayには以下の3種類の残高があります。
- PayPayマネー(本人確認後、銀行チャージなど)
- PayPayマネーライト(本人確認前、キャンペーン付与など)
- PayPayボーナス(ポイント的なもの、送金不可)
送金に使えるのは基本的に「PayPayマネー」と「PayPayマネーライト」のみです。「PayPayボーナス」は送金に使えないため、残高があっても送れないということが起こります。
通信エラー・一時的な不具合の可能性
送金に問題がないにもかかわらず送れない場合、一時的な不具合や通信エラーが原因の可能性もあります。
- アプリの再起動
- スマホの再起動
- Wi-Fi⇔モバイルデータの切り替え
これらの操作を試すことで解消されるケースもあります。
PayPayのサポートに問い合わせる手段も
どうしても原因が特定できない場合は、PayPayのカスタマーサポートに直接問い合わせましょう。本人確認や送金履歴、アカウント状態など個別に調査してもらえます。
公式サイトの問い合わせフォームやアプリ内チャットで対応していますので、安心して相談してみましょう。
まとめ:送金できないときは「相手」と「残高の種類」に注目
PayPayで送金できない場合、送金側に問題がないようでも、相手側の設定やアカウント状態、または残高の種類が原因となっていることがあります。
一つずつ確認し、それでも解決しないときは、PayPayサポートに連絡を取ることが、最も確実な解決への近道です。
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