スマホ決済アプリ「PayPay」は、本人確認をしていない状態でも利用が可能ですが、チャージや支払いには一定の制限が設けられています。今回は、PayPayを本人確認せずに利用している場合におけるチャージ上限や、高額商品の購入が可能かどうかについて詳しく解説します。
PayPayで本人確認していない場合のチャージ上限とは?
PayPayでは、本人確認(eKYC)を行っていないアカウントに対し、以下のような制限が設けられています。
- チャージ上限:5万円まで
- 残高上限:5万円まで
- 送金・わりかん機能:利用不可
つまり、銀行口座などからPayPay残高にチャージできる金額は、最大でも5万円までに制限されています。5万円を超えるチャージを希望する場合は、本人確認の手続きが必須です。
AmazonでPayPayが使えるケースと使えないケース
2023年時点では、AmazonでPayPay決済を直接使うことはできません。Amazonが対応している主な支払い方法は以下の通りです。
- クレジットカード(VISA、MasterCardなど)
- Amazonギフト券
- コンビニ・ATM・ネットバンキング払い
そのため、PayPayの残高を使ってAmazonで3万円の商品を購入することはできません。もしPayPayで間接的にAmazon決済をしたい場合は、PayPayが使える他のECサイトを利用するか、ギフト券購入を検討する方法があります。
PayPayステップアップ:本人確認するとどうなる?
本人確認(PayPayアプリ内でのeKYC)を済ませると、以下のようなメリットがあります。
- チャージ上限が一気に100万円へ引き上げ
- 残高上限が無制限
- 銀行口座間送金機能の解放
- PayPayマネーライト → PayPayマネーに昇格
これにより、PayPayを本格的に日常決済に活用したい人には本人確認は必須と言えるでしょう。
チャージできる方法の違いと制限
PayPayのチャージ方法は主に以下のとおりです。
- 銀行口座
- セブン銀行ATM
- ヤフーカード(サービス終了済み)
- PayPayカード
本人確認が済んでいない場合、銀行口座チャージが制限される場合もあり、ATMチャージに限定されることがあります。どの方法でも5万円が上限となります。
Amazonでの購入に使うには?代替策を検討しよう
Amazonでの支払いにPayPay残高を活用したい場合、PayPay残高で購入可能な「Amazonギフト券」を販売しているサイトを経由するという方法もあります。例えば、PayPayモールなどの連携ECでギフト券を購入することが可能です。
ただし、こうした方法には詐欺サイトなどのリスクもあるため、信頼できる販売元を選び、注意深く行動する必要があります。
まとめ:本人確認していないPayPayでの3万円利用には限界がある
PayPayで本人確認を行っていない場合、チャージ上限は5万円ですが、Amazonでの直接使用はできません。そのため、3万円の商品をAmazonで購入する目的にはPayPay残高は使えず、他の支払い方法を検討する必要があります。
今後PayPayをより便利に使いたい場合は、早めに本人確認を済ませておくことで、利用可能範囲が広がり利便性も向上します。
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