イオンでのお買い物が多い方にとって、イオンカード選びは重要な節約戦略の一つです。特に、現在ゴールドカードを持っていて、イオンカードセレクトへの切り替えを検討している方には、それぞれのメリット・デメリットを理解することが大切です。この記事では、ポイント還元や特典、切り替え時の注意点について詳しく解説します。
イオンカードセレクトとゴールドカードの基本的な違い
イオンカードセレクトは、イオン銀行のキャッシュカード機能が付いたクレジットカードで、イオン銀行の利用と組み合わせることで特典が増えるのが特徴です。一方、イオンカード(ゴールド)はインビテーション制で、一定の利用実績がある人に提供され、空港ラウンジやゴールド専用の保険が付帯するなどのプレミアムな特典があります。
ただし、イオンカードセレクトにもWAON機能があり、電子マネーの活用によるポイント二重取りが可能です。
ポイント還元重視ならイオンカードセレクトが有利
イオンカードセレクトでは、イオン銀行の普通預金金利が最大年0.10%になる「イオン銀行Myステージ」特典や、WAONへのオートチャージでのポイント付与など、ポイント重視のユーザーにとって有利な仕組みが充実しています。
たとえば、毎月5日・15日・25日の「お客さまわくわくデー」ではポイントが2倍、20日・30日の「お客様感謝デー」では5%オフになるなど、日常的にイオンを利用するほど恩恵が大きくなります。
ゴールドカードの魅力は付帯保険とラウンジ特典
イオンカード(ゴールド)の魅力は、国内・海外旅行傷害保険やショッピングセーフティ保険などが自動付帯する点です。さらに、羽田・成田・関西などの主要空港ラウンジを無料で利用できるなど、旅行や出張の機会が多い方には非常に魅力的な特典となっています。
ただし、ポイント還元率自体は通常カードと変わらないため、日常の節約という観点ではイオンカードセレクトが上回るケースも多いです。
切り替えによる影響と注意点
現在、ディズニーデザインのイオンカード(ゴールド)を所持している方は、イオンカードセレクトへの切り替え時にデザイン選択の制限があります。また、新たにカードを作る場合は「ゴールド特典がリセットされる」可能性があるため、再度インビテーションを受けるまでは通常カード扱いになる点に注意が必要です。
ポイント重視でかつイオン銀行を活用する意思がある場合は、長期的にはイオンカードセレクトの方がリターンが大きくなる可能性もありますが、今すぐゴールドカードの特典を手放すことには慎重な判断が求められます。
実際の活用例:カード2枚持ちという選択
一部のユーザーは、「ゴールドカードはそのまま維持し、セレクトを新たに発行する」という方法で両方のメリットを使い分けています。たとえば、イオンでの買い物はセレクトを使い、旅行や出張時にはゴールドカードを利用するといった使い分けです。
この場合でも、WAONポイントはまとめてWAON POINTカードに集約すれば効率的に管理できます。
まとめ:自分のライフスタイルと目的で選ぼう
イオンカード(ゴールド)とイオンカードセレクトにはそれぞれ異なる強みがあります。日常のポイント還元とイオン銀行の特典を重視するならセレクト、旅行時の補償やラウンジ利用を重視するならゴールドが適しています。
迷っている場合は、今のカードを活かしつつ、新たにセレクトを申し込み、両者のバランスを見ながら活用するのも賢い選択です。
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