個人間送金やオンライン決済に広く使われているPayPal。そんなPayPalからPayPay銀行へ直接送金できるのかどうか、気になる方も多いのではないでしょうか。本記事では、実際にPayPalからPayPay銀行への送金が可能かどうかを解説するとともに、その設定方法や注意点も紹介します。
PayPalからPayPay銀行への送金は可能?
結論から言うと、PayPalからPayPay銀行への送金(出金)は可能です。ただし、送金先としてPayPay銀行を銀行口座として登録する必要があります。
PayPalのアカウントにログインし、「ウォレット」→「銀行を登録」からPayPay銀行(旧ジャパンネット銀行)を登録すれば、通常の銀行と同様に出金ができます。
PayPay銀行を登録する方法
PayPay銀行をPayPalの送金先として登録する際には、以下の情報が必要です。
- 銀行名:PayPay銀行
- 支店名と支店コード
- 口座番号
- 口座名義(カタカナ)
登録時の注意点として、名義は必ずカタカナでPayPalアカウントと一致している必要があります。一致していない場合はエラーとなり、送金ができません。
送金にかかる手数料と反映までの時間
PayPalから日本の銀行口座に送金する際の手数料は、出金額が5万円未満の場合は250円(5万円以上は無料)です。ただし為替レートにはPayPal独自の手数料が含まれるため、注意が必要です。
送金処理が完了してから、銀行口座に着金するまでには通常3〜5営業日程度かかります。土日祝日を挟む場合は、さらに日数がかかることがあります。
PayPayアプリへの送金はできる?
PayPalから送金できるのはあくまで「銀行口座」であり、「PayPayアプリの残高」ではありません。したがって、PayPayアプリにチャージすることはできず、あくまでPayPay銀行に送金してから、PayPayアプリにチャージする必要があります。
例えば、PayPay銀行に送金後、PayPayアプリで「銀行口座チャージ」機能を使うことで、PayPay残高に反映させることが可能です。
送金トラブルを防ぐためのポイント
送金時に以下のポイントを押さえておくと、トラブルを防ぐことができます。
- 名義の表記が一致しているか(カタカナ、スペースの有無に注意)
- 支店コードや口座番号が正確か
- 残高が出金額+手数料を上回っているか
- 送金後の着金予定日を把握しておく
不明点があれば、PayPalカスタマーサポートやPayPay銀行のサポート窓口に早めに相談するのがおすすめです。
まとめ:PayPay銀行はPayPalの送金先として利用できる
PayPalからPayPay銀行への送金は可能であり、銀行口座として登録することでスムーズに出金できます。手数料や名義の一致など、いくつかの注意点を守れば、日常の資金移動にも便利な手段として活用できます。
安全に送金を行うためにも、事前に必要な情報を確認し、正しく設定することが大切です。
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