Apple Payで発生する海外サービス手数料の正体とは?Kyashなどの決済手段との関係も解説

クレジットカード

Apple Payを利用してネットショッピングを行った際、「想定以上の金額が引き落とされた」といった経験はありませんか?特にKyashカードをApple Payに登録して使っていると、決済後に「海外サービス手数料」という聞き慣れない費用が加算されるケースがあります。この記事では、なぜこのような手数料が発生するのか、どのような条件でかかるのかをわかりやすく解説します。

海外サービス手数料とは何か?

海外サービス手数料とは、クレジットカードやプリペイドカードを使って「海外事業者が提供するサービス」や「海外の通貨建て」で決済した際に加算される追加費用です。通常、この手数料は決済額に対して一定のパーセンテージ(たとえば3%〜4.5%)が上乗せされます。

この手数料はカード発行会社が設定しており、Apple Payそのものが請求しているわけではありません。Apple Payは単なる決済インターフェースであり、実際の請求や為替レートの適用は登録しているカード会社が担当します。

KyashでApple Payを使うと手数料が発生する理由

KyashカードをApple Payに登録して海外通販サイトで決済を行うと、Kyashのルールに従って海外サービス手数料が適用される場合があります。たとえば、2024年現在Kyashでは「Visa加盟店での海外利用時に決済金額の4.5%を手数料として請求」しています([参照](https://support.kyash.co/hc/ja/articles/360039418851))。

仮に米国の通販サイトで10,000円相当の決済を行った場合、手数料4.5%が加算され、最終的な請求額は10,450円になります。特に、サイトが日本語対応していても、運営が海外企業であればこの手数料は発生するので注意が必要です。

Apple Payと手数料の関係:Appleが取っているわけではない

誤解しやすい点として、「Apple Payで支払うとAppleが手数料を取っている」と思ってしまうケースがあります。しかし、Apple Payは単なる決済手段であり、手数料の設定・徴収はカード発行会社(この場合Kyash)に帰属します。

つまり、同じApple Payを使っていても、登録しているカードによって手数料が発生したりしなかったりします。例えば、楽天カードを登録していた場合、楽天側のルールに基づいて手数料が決定されます。

手数料を回避・抑えるにはどうすればいい?

Apple Payを利用していて手数料を抑えたい場合は、海外利用時の手数料が低い、または無料のクレジットカードを選ぶのが最も効果的です。たとえば、エポスゴールドカードや楽天プレミアムカードなどは一部の海外取引において手数料が低く設定されています。

また、海外通販を利用する際は、なるべく日本円建てでの支払いを選ぶことで、手数料を抑えられることもあります。ただし、海外業者が提供する日本円決済は、為替レートが不利に設定されている場合があるため、総合的なコストで比較することが大切です。

Kyashの海外手数料がかかる主なケース

以下のような場合に、Kyashの海外手数料が発生する可能性があります。

  • 海外の通販サイトでの買い物(たとえ日本語対応でも)
  • 国内サイトでも、決済処理が海外経由の場合
  • アプリ内課金やサブスクリプションの提供元が海外企業

たとえば、SpotifyやNetflixなどは日本でも利用可能ですが、運営元が海外のため、Kyashで支払うと手数料が発生する可能性があります。

まとめ:Apple Payの手数料はカード次第

Apple Payを使った際の「海外サービス手数料」は、Apple自体の課金ではなく、登録したカード会社(たとえばKyash)が独自に設定したものです。Apple Payを使うこと自体が手数料の原因ではなく、カードのポリシーによって決まります。

海外通販やサブスクをよく利用する方は、手数料の仕組みを理解した上で、条件のよいカードを選ぶことで無駄な出費を抑えることができます。自身のライフスタイルに合ったカード選びが、賢いキャッシュレス生活への第一歩です。

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