三井住友銀行で口座開設を検討している方の間で話題になっているのが「Olive(オリーブ)」という新サービス口座です。従来の普通口座と何が違い、どちらを選ぶべきかを徹底解説します。
Olive(オリーブ)とは?三井住友銀行の新しいサービス口座
Oliveは、三井住友銀行が2023年に開始した次世代型の総合金融サービスです。銀行口座だけでなく、クレジットカード、デビット、Vポイント、証券などが一体化された「オールインワン型金融サービス」として注目されています。
口座とカードが一体化されているため、キャッシュカード・デビットカード・クレジットカードの役割を一枚でこなすことができます。
通常の三井住友銀行口座との違いは?
通常の口座は、いわゆる「普通預金口座」であり、基本的にはATMの利用や給与の振込口座など、汎用的に使われています。Vポイント連携や証券取引などは別途手続きが必要でした。
一方Oliveは、口座開設と同時にSBI証券との連携やVポイント経済圏との統合も可能であり、資産管理を一つにまとめたい人に向いています。
Oliveの主なメリット
- Vポイントが貯まりやすい(最大ポイント還元率15%超も可能)
- クレカ・デビット・プリペイドの3つの支払方法を1枚に集約
- SBI証券と連携しやすく、資産運用がスムーズ
- スマホアプリでの口座管理・通知が直感的で使いやすい
たとえば、Vポイントアッププログラムを利用すると、対象店舗での支払いにより大きな還元が期待できます。
Oliveの注意点・デメリット
Oliveは非常に多機能な一方、クレジットカード機能を含むため審査があります。また、オンラインでの手続きが前提となる場面が多く、ネットバンキングに不慣れな方には敷居が高く感じられる可能性もあります。
また、従来型の紙通帳や店舗対応を重視する方にはやや不向きです。
どんな人がどちらを選ぶべき?
Oliveがおすすめな人:
・キャッシュレス決済をよく使う
・ポイント還元や資産管理に関心がある
・証券投資に興味がある(SBI証券連携)
・スマホアプリで完結したい
通常口座がおすすめな人:
・紙の通帳や店頭での手続きを希望
・シンプルな銀行口座機能で十分
・審査不要で手軽に開設したい
実際の利用者の声や事例
Oliveを選んだ20代の会社員は、「SBI証券との資産連携が便利で、Vポイントもかなり貯まる。アプリだけで家計を一元管理できるのが気に入っている」と語っています。
一方、従来の口座を使い続けている60代の利用者は、「通帳が手元にある安心感と、対面サポートの安心感がある」といった声も。
まとめ:選ぶべきはライフスタイルと目的次第
三井住友銀行のOliveと通常口座には、それぞれ明確な特徴があります。日常のキャッシュレス生活を便利にしたい、資産管理を一元化したい方にはOliveが最適です。一方で、シンプルな利用を求める方や紙の通帳が必要な方には、従来の普通口座が適しているでしょう。
いずれにせよ、自分のライフスタイルや金融リテラシーに合わせて選ぶことが重要です。
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