銀行振込で誤って別のクレジット会社に送金してしまい、その後返金手続きをしたにもかかわらず、なかなか入金が確認できない――そんな不安を感じる方は少なくありません。とくに大きな金額となると、いつ返金されるのか心配になるものです。本記事では、三菱UFJ銀行での振込に関するトラブルとその返金処理の流れ、そして確認方法について詳しく解説します。
返金処理の一般的な流れと所要日数
クレジット会社に誤送金をした場合、返金は通常「口座間送金」または「組戻し」として対応されます。返金処理がクレジット会社の内部で完了しても、実際に口座に着金するまでは通常1〜3営業日ほどかかることがあります。
また、土日や祝日を挟んだ場合は処理が翌営業日以降に持ち越されるため、さらに遅れる可能性があります。振込先と送金先の銀行が異なると、銀行間処理の関係で反映時間が異なる点にも注意が必要です。
なぜ反映が遅れるのか?考えられる主な原因
返金処理の反映が遅れる原因としては、以下のようなものが考えられます。
- クレジット会社側の返金処理がまだ完了していない
- 銀行側での処理がシステムのタイミングにより翌営業日扱いとなった
- 振込先名義や情報の不一致により手続きが保留中
- 10万円を超える高額送金のため、追加の確認作業が必要とされている
たとえば、誤ってクレジット会社Bに10万円超の金額を振り込み、B社が返金処理をしたとしても、銀行に着金するまでは数日を要するケースがあります。
返金処理が完了しているか確認する方法
返金が完了したかどうかを確認するには、以下の方法が有効です。
- 三菱UFJダイレクトで明細を確認する(通帳・アプリ・ウェブ)
- 返金予定日を過ぎた場合はクレジット会社へ再確認
- 返金者側からの振込明細や完了通知を確認する
特に、返金元のクレジット会社が処理を完了していれば、振込日や振込名義人などを教えてもらうことで、銀行側での確認がしやすくなります。
三菱UFJ銀行での着金反映時間
三菱UFJ銀行では、平日15時までに処理された振込は当日中に着金、15時以降や土日祝の振込は翌営業日の朝以降に反映されます。
例:クレジット会社が金曜日の15時以降に返金処理した場合 → 翌営業日の月曜朝に着金が確認される。
注意点:組戻し扱いと通常返金の違い
もし返金処理が「組戻し」として行われる場合、銀行間での承認プロセスが必要になるため、1〜2週間程度かかることがあります。これに対し、クレジット会社が自主的に送金処理した場合は比較的早く反映される傾向にあります。
返金方法の種類によって、反映までのスピードが異なるため、どの方式で返金されるのかを確認することが重要です。
まとめ:反映までの猶予を見て冷静に対応を
誤送金後の返金処理が思ったよりも時間がかかるケースは珍しくありません。三菱UFJ銀行の場合、返金処理後すぐに反映されることもありますが、タイミングや処理方式により数日~1週間程度かかることもあります。
返金手続きが完了しているかを確認するには、振込明細や返金元への問い合わせが重要です。焦らずに数営業日を待ち、状況を把握した上で対応していきましょう。
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