未成年でもPayPayは使える?本人確認なしで利用する際の制限と後からの本人確認方法

電子マネー、電子決済

キャッシュレス決済が日常に浸透する中、未成年でも使いやすいと評判のPayPayですが、本人確認を行わずに使い始める場合には注意点があります。この記事では、本人確認をせずにPayPayを利用する場合のデメリットや、後からの本人確認の方法について詳しく解説します。

PayPayは本人確認なしでも使えるの?

PayPayはアプリをダウンロードし、携帯番号の登録とSMS認証を行えば、本人確認をせずとも基本的な決済機能は利用可能です。コンビニやドラッグストアなどでのコード支払いなどがそれに該当します。

未成年であっても、保護者の同意があればPayPayの利用規約上は使用が可能です。ただし、本人確認をしていないアカウントには一定の制限が課されるため、活用の幅には限界があります。

本人確認をしていないアカウントの主なデメリット

  • 送金・受け取り機能が使えない:PayPay残高の個人間送金や、友人からの送金受取は不可
  • 銀行口座からのチャージができない:本人確認が完了しないと、銀行口座との連携ができず、残高チャージはセブン銀行ATMやコンビニからの現金のみ
  • PayPayマネーライト扱い:本人確認前のアカウントではPayPayマネーではなくPayPayマネーライトとなり、法的にも資金移動業者の枠に含まれない

このような制限があるため、フル機能を活用したい場合には本人確認が推奨されます。

本人確認の方法と必要書類

本人確認には、以下の本人確認書類が利用できます。

  • マイナンバーカード
  • 運転免許証
  • 運転経歴証明書
  • パスポート(旧形式のみ)

マイナンバーカードがない場合でも、運転免許証を所持していれば本人確認は可能です。PayPayアプリ内での「アカウント」→「本人確認」から、スマートフォンのカメラを使って書類を撮影し、顔認証を含む手続きを行います。

後から本人確認しても大丈夫?

PayPayは後から本人確認を行っても問題ありません。最初は本人確認なしで利用し、必要になったタイミングで本人確認を済ませることで、送金や銀行チャージなどの追加機能が利用可能になります。

未成年者が利用する場合は、保護者の同意を得た上で登録・確認を行うことが重要です。特に運転免許証を取得できる年齢(18歳以上)であれば、マイナンバーカードがなくても本人確認が可能です。

未成年が安全にPayPayを使うためのポイント

  • 親の同意を得てからアプリを登録する
  • 最初は本人確認なしで決済機能のみを利用
  • 本人確認が必要になったら、運転免許証やマイナンバーカードを用意
  • 利用限度額や履歴を定期的に確認し、安全管理を徹底

また、未成年者による不正利用や高額決済トラブルを防ぐためにも、家族間での使い方の共有や制限設定をしておくと安心です。

まとめ:PayPayの本人確認は段階的に進めてもOK

本人確認をせずともPayPayを使い始めることは可能ですが、送金や銀行チャージなどの機能には制限があります。必要になったタイミングで免許証などの公的書類を使い、アプリ内から本人確認手続きを行うことで、機能を拡張できます。

未成年の方も、親の同意を得た上で計画的に利用すれば、安全かつ便利にPayPayを活用できます。

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