ATMを使って他行へ現金振込をする際、銀行と信用金庫(信金)では手数料に差が出ます。本記事では代表的な金融機関の料金を比較し、どちらがお得かをわかりやすく解説します。
銀行のATM振込手数料相場
都市銀行での他行宛振込手数料(現金・カード併用)はおおよそ以下の通りです。
銀行 | 3万円未満 | 3万円以上 |
---|---|---|
三菱UFJ | 275円 | 770円 |
三井住友 | 165円 | 880円 |
みずほ | 270円 | 880円 |
同一銀行宛でも110〜440円程度かかるケースが多いです :contentReference[oaicite:0]{index=0}。
信用金庫(信金)のATM振込手数料
信金では他行へのATM振込がやや安く設定されている場合があります。
たとえば多摩信金では。
- カード利用・他行宛:5万円未満 385円、5万円以上 550円
- 現金振込・他行宛:5万円未満 440円、5万円以上 660円
などの料金体型です :contentReference[oaicite:1]{index=1}。
“しんきんゼロネット”など信金間の無料サービス
しんきんゼロネットという仕組みでは、全国の信金ATM間での振込と入出金が無料です :contentReference[oaicite:2]{index=2}。
ただし他行宛になると一般的な振込手数料が発生します。
どちらが本当に安い?具体的比較
銀行と信金を比較すると。
- 他行宛振込:銀行は165〜275円、信金は385〜440円程度が多い
- 一定金額以上(例:3〜5万円以上)は差が縮まるが、信金の方がやや高いケースが多い
つまり、他行へ振り込む場合は都市銀行インターネットバンキングの方が安くなる可能性があります :contentReference[oaicite:3]{index=3}。
ATMで現金振込を安く済ませるコツ
手数料を節約するためのポイントは。
- ネットバンキングで振込(ネット利用なら他行宛で154〜220円程度)
- 同一金融機関宛ならATMカード振込で110円以下
- 信金同士なら「しんきんゼロネット」利用で無料
まとめ
他行宛の振込なら、銀行のネットバンキングが最安で、ATM利用より圧倒的にお得です。信金は同信金間の利用でメリットがありますが、他行宛では銀行と比較して手数料が高めになるケースがあります。
用途や利用方法に応じて、どの金融機関・サービスを選ぶか検討することをおすすめします。
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