保険の窓口に行くと、まず最初に提案されることが多いメディケア生命の医療保険とがん保険。名前を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。特約をつけると月々の保険料が9,000円近くになり、「高いのでは?」と感じる方もいるかもしれません。この記事では、メディケア生命の医療保険・がん保険の特徴や評判、そして他社との比較ポイントについて詳しく解説します。
メディケア生命の医療保険・がん保険の特徴
メディケア生命は三井住友海上グループの一員で、信頼性や資本力は十分な保険会社です。医療保険・がん保険ともにカスタマイズ性が高く、自分に合ったプランを選べるのが魅力とされています。
特に人気の医療保険「メディフィットA」や、がん保険「メディフィットPlus」は、入院給付金日額や通院保障、先進医療特約などを柔軟に組み合わせられるのが強みです。
ただし、特約をいくつも追加すると月額が高くなる点には注意が必要です。例として、30代女性で医療+がん保険に複数特約をつけると、月額8,000〜9,000円台になることもあります。
保険料の高さは内容次第。必要な特約だけに絞ろう
高いと感じる月額保険料は、実は「特約のつけすぎ」が原因の場合も少なくありません。例えば、「通院保障」「先進医療」「三大疾病一時金」「女性疾病」などをフル装備にすると、当然ながら保険料は上がります。
そこで重要なのは、自分のライフスタイルやリスクに合った必要最低限の特約だけを選ぶことです。たとえば、独身で健康な20代なら、がんや入院の一時金のみのシンプルな構成にするだけでも安心は確保できます。
他社の医療保険・がん保険と比較してみよう
メディケア生命以外にも、コスパの良い医療・がん保険は多数存在します。以下は代表的な選択肢です。
会社名 | 主な商品 | 特徴 |
---|---|---|
オリックス生命 | CUREシリーズ | シンプルで安価な保険料、通院保障も充実 |
楽天生命 | スーパー医療保険 | ネット申し込みで手軽、月額1,000円台〜も可能 |
アクサダイレクト生命 | 終身医療 | ネット完結、特約の組み合わせ自由 |
チューリッヒ生命 | 終身がん治療保険プレミアムZ | 治療実績に応じた給付設計 |
たとえばオリックス生命の「新CURE」では、30代男女でも月額2,000円〜3,000円台で必要な保障を確保できます。
「保険の窓口」での提案に注意すべき理由
「保険の窓口」は中立な立場で相談できると考えられがちですが、実際には取扱い会社の中でも販売手数料の高い商品を優先的に提案する傾向があると言われています。
そのため、最初にメディケア生命を勧められたからといって、それがあなたにとって最適とは限りません。必ず複数の保険会社の商品を比較し、自分の目的や予算に合ったものを選ぶことが重要です。
自分に合った保険を選ぶためのチェックリスト
最後に、自分に合った医療・がん保険を選ぶ際のチェックリストを紹介します。
- 月額保険料はいくらまでなら続けられるか?
- 入院・手術・通院など、どの保障を重視するか?
- がん家系かどうか、リスク要因は?
- ネット保険でも問題ないか?
- 持病・通院歴があるか?(告知に影響)
このような基準をもとに絞り込むことで、余計な特約を省き、コストパフォーマンスの良い保険を選ぶことができます。
まとめ:メディケア生命が悪いわけではない、でも比較と見直しは必須
メディケア生命の医療保険・がん保険は内容が充実しており、選択肢としては悪くありません。しかし、特約を追加しすぎると保険料が高くなるのも事実です。他社の保険とも比較しながら、自分に本当に必要な保障内容だけを選び取ることが大切です。
保険は「高い=良い」ではありません。必要な保障を必要な分だけ、適正価格で持つことがベストです。ぜひ、冷静に情報を整理して、自分に合った保険選びを進めてください。
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