悪質な出会い系サイトの自動更新トラブルに遭ったときの対処法とカード会社への対応手順

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出会い系サイトを利用した際、意図しない自動課金に巻き込まれてしまうケースが増えています。特に「3日間お試し」などの表記があっても、実際には高額な自動更新契約が組み込まれていることがあります。本記事では、悪質サイトの課金トラブルに遭った際の具体的な対処法と、カード会社への適切な相談手順について解説します。

自動更新トラブルのよくある事例

「One Night Friend」など一部の出会い系サイトでは、初回のお試し期間終了後に自動的に有料コースへ移行するケースがあります。ユーザーが気づかないうちに月額1万円前後の請求が発生しており、退会手続きを試みても処理されない、という声も多く寄せられています。

このような契約では、「利用規約に自動更新の記載があるか」や「支払い方法の明記」などが法的判断のポイントとなります。とはいえ、ユーザーがそれを見落としやすいようにしている場合は、消費者契約法などで争える可能性もあります。

まずはカード会社に連絡を

最優先すべきは、カード会社へ不正請求の疑いがある旨を早急に連絡することです。サポート窓口に電話し、「悪質サイトによる自動課金の可能性がある」「現在も退会できずに請求が継続している」と伝えてください。

カード会社によっては、支払い停止の申立てを受け付けてくれる場合もあります。その際、メールでの退会申請履歴や、サイトの契約内容を保存したスクリーンショットなどを求められることもあります。

カード再発行と未払い分の扱い

継続課金を止める一つの手段として、カードの番号変更(再発行)があります。ただし、カード会社によっては「現時点で確定している請求分」は一旦支払いが必要になる可能性があります。

とはいえ、その後に国民生活センターや消費生活センターを通して、返金交渉が可能になるケースもあります。実際に「カード再発行後にサイトからの請求が止まった」という事例は多数あります。

国民生活センターや弁護士への相談も視野に

サイト運営側が退会に応じない、返金対応をしないなど悪質な場合は、最寄りの消費生活センターに相談してください。また、法的対応が必要な場合は、無料法律相談や法テラスも利用可能です。

被害の証拠(登録メール・利用明細・退会申請メールなど)をしっかりと残しておくことが、後の交渉・対応の鍵となります。

同様の被害を防ぐためにできること

以下のポイントを抑えることで、将来の被害を防げます。

  • 契約前に利用規約をスクリーンショットで保存
  • 短期契約でも必ず自動更新の有無を確認
  • 定期的にカード利用明細を確認
  • 信頼性のあるサービスかを口コミや評判でチェック

また、プリペイド型のバーチャルカードやチャージ式の決済手段を使うことで、無制限な自動引き落としを防ぐことができます。

まとめ:泣き寝入りせず、早めの対応を

悪質サイトの自動更新被害は誰にでも起こり得る問題です。放置していると長期的に高額な請求が続くため、早めの対応が肝心です。

まずはカード会社への相談・支払い停止手続き、そして再発行を検討すると同時に、消費生活センターや弁護士と連携し、法的に適切な対処を進めましょう。

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