中国のECサイト「DHgate」は手頃な価格で商品が手に入ることから、日本でも利用者が増えています。しかし、決済時に一部のクレジットカードが使えないという報告も多く見られます。特にイオンカードのような国内系カードで決済エラーが出るケースもあります。本記事では、DHgateでの支払いがスムーズにいかない理由と、実際に利用できたカード・代替方法を解説します。
DHgateで使えるカード・使えないカードの傾向
DHgateでは、Visa・Mastercard・American Expressなど国際ブランドのカードが基本的に対応していますが、カード発行会社のポリシーにより、国際ECサイトでの決済が制限されることがあります。特に、イオンカードやセゾンカード、楽天カードなどの一部では「不正利用防止」などの理由で海外ECサイトでの使用がブロックされることがあります。
一方、三井住友カード(VISA/Master)やJCB発行のクレジットカードの中でも一部のゴールドカードや、海外利用に強い「Revolut」や「Wise」などのプリペイドカードは、比較的高い成功率で支払いが通る傾向があります。
実際に利用できたと報告されているカード例
- 三井住友カード(VISA)
- 三菱UFJニコス(Mastercard)
- セディナカード(Mastercard)
- 楽天カード(VISAブランド、かつ事前に海外利用設定済み)
- Revolut、Wiseなどの国際決済対応プリペイドカード
ただし、これらのカードでも一時的なセキュリティ制限により決済エラーになる場合があるため、事前にカード会社に「海外ECサイトでの利用可否」や「不正検知設定」について確認するのが無難です。
イオンカードがDHgateで使えない理由
イオンカードはセキュリティ対策が比較的厳しく、海外の通販サイトでの決済については「本人認証(3Dセキュア)」が必要な場合や、一定条件を満たさない限り決済がブロックされることがあります。
また、利用者自身が「海外利用を制限」している設定になっていることもあるため、イオンカード利用者は「イオンカードアプリ」や「会員マイページ」から海外決済の有効化を確認しておきましょう。
カードが使えないときの代替支払い方法
DHgateではクレジットカード以外にも以下のような支払い方法が選択可能です。
- PayPal(セキュリティ面で安全。日本からの利用可)
- Wiseカード(海外通販に強く、為替手数料も明確)
- Revolutカード(事前チャージ式のプリペイド。アプリで管理しやすい)
- Alipay(やや玄人向けだが中国系サイトとの相性がよい)
特にPayPalはDHgateでの利用率も高く、商品が届かない場合の保護制度も充実しているため、初めての利用者にもおすすめです。
決済が通らない場合の対処法
- カード会社に直接電話し「DHgateでの利用が止められているか」確認する
- 3Dセキュア(本人認証サービス)の設定状況を見直す
- 別ブランド(VISA → Mastercardなど)のカードを試す
- DHgate側のエラーの可能性もあるので、別端末やブラウザで再試行する
特に「一度失敗すると、再度同じカードで通らない」という報告もあるため、別カードに切り替えるか、PayPal経由にするのが効果的です。
まとめ:DHgateではカード会社とブランドの相性を確認しよう
DHgateでクレジットカード決済ができない原因は、カード会社側のセキュリティ制限であることが多いです。イオンカードが使えなかった場合でも、他の国際ブランドカードやPayPal、Revolutなどを使うことで解決できる可能性があります。
トラブルを避けるためにも、事前にカード会社への確認や本人認証設定を済ませておきましょう。海外通販に対応したカードを一枚持っておくと、今後のEC利用でも安心です。
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