医療保険の見直し時に、乳腺嚢胞などの持病があると加入の選択肢が限られてしまいます。今回は「メディケア生命 新メディフィットRe」と「FWD生命 FWD医療引受緩和型」の2商品を比較しつつ、持病がある方でも安心して選べる医療保険の考え方を解説します。
引受緩和型医療保険とは?
持病があっても入りやすい「引受緩和型保険」は、健康状態の告知が簡易化されている医療保険です。過去の治療歴や現在の通院の有無などに基づいて加入の可否を判断します。
その分、一般的な医療保険に比べると保険料が割高になったり、給付制限(加入から一定期間の給付額が半額など)が設けられている点に注意が必要です。
メディケア生命 新メディフィットReの特徴
メディケア生命の「新メディフィットRe」は、持病のある方でも加入しやすい医療保険で、以下のような特徴があります。
- 入院1日目から給付金対象
- 保険料が比較的抑えめ
- 給付実績や顧客満足度も高評価
とくに告知事項が限定的で、乳腺嚢胞レベルであれば通院状況によっては加入できる可能性もあります。
FWD生命 FWD医療引受緩和型の特徴
一方、FWD生命は外資系企業ならではのユニークな設計を持っており、特に下記のような点が評価されています。
- 一定期間給付制限あり(初期は給付金が半額)
- ネット完結型で申込みが簡単
- 先進医療特約などのオプションも充実
ただし、ネット上では「給付が遅い」「対応がドライ」といった口コミも見られますが、これはケースバイケースであり、給付条件に沿っていれば適切に支払われています。
口コミや評判はどう見るべきか?
FWD生命は比較的歴史の浅い企業であり、外資系という点で不安視する声もあります。しかし、保険業法に基づき日本の金融庁の監督下にあるため、信頼性が著しく劣るわけではありません。
一方で、担当者がつかずにネット申込みするケースでは、申請時のサポートが薄くなることがあり、「対応が冷たい」と感じることがあるのは事実です。
どちらを選ぶべき?比較ポイントまとめ
項目 | メディケア生命 | FWD生命 |
---|---|---|
加入のしやすさ | ◎ | ◎ |
給付金の支払い実績 | 高評価 | やや評判にばらつきあり |
保険料 | やや割安 | 平均的 |
申込み方法 | 対面中心 | ネット中心 |
どちらも良い商品ですが、「安心感」や「サポート重視」であればメディケア生命、「スピーディーに申込みしたい」「スマホで完結したい」ならFWD生命も選択肢となります。
まとめ:保険選びは「比較」と「納得」が鍵
乳腺嚢胞などの告知が必要なケースでは、引受緩和型の選択肢が限られるのは確かです。ですが、保険料・給付内容・口コミなどを冷静に比較し、自分がどこに安心を求めるのかを明確にすることで納得のいく保険選びができます。
不安な点がある場合は、FP(ファイナンシャルプランナー)など専門家に相談するのもひとつの方法です。自分に合った保険を選ぶことで、万が一のときの備えが確かなものになります。
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