ATMで通帳を繰り越したときに古い通帳はどうなる?処分方法と注意点を解説

貯金

通帳を使って取引をしていると、記帳欄がいっぱいになりATMで自動的に新しい通帳へと繰り越されることがあります。しかしこのとき、元の通帳がどうなるのか疑問に思う方も少なくありません。この記事では、ATMで通帳繰り越しをした際の古い通帳の取り扱いや注意点について詳しく解説します。

ATMの通帳繰り越し機能とは?

ATMで記帳する際、記載できる行数を超えると自動的に繰り越し処理が行われます。この処理により、新しい通帳が発行され、続きの取引履歴は新しい通帳に記載されるようになります。多くの銀行ではその場で新しい通帳がATMから出てきます。

繰り越し処理は、利用者自身がATMで操作しなくても、自動的に行われるため非常に便利です。

古い通帳はATMで回収されるのか?

古い通帳は基本的にATMでは回収されません。ATMから新しい通帳が発行された後、古い通帳もそのままATMから返却されるのが一般的です。つまり、ATMの繰り越し機能では、古い通帳が「破棄」されることはなく、手元に戻ってきます。

手元に戻ってきた古い通帳は、引き続き保管しておく必要があります。税務・法的観点からも、過去の取引記録は一定期間保存しておくことが推奨されます。

古い通帳は捨ててもいい?安全な処分方法

不要になった通帳を処分したい場合、個人情報を含んでいるため慎重に処分する必要があります。具体的な方法としては以下の通りです。

  • ハサミで細かく切り刻む
  • 家庭用シュレッダーを使用する
  • 銀行の店舗で相談する(中には回収してくれる銀行もあります)

表紙だけでなく、中の記帳内容にも名前や口座番号、取引内容など重要な情報が含まれているため、見えないように徹底して処理しましょう。

繰り越し時のよくある疑問と注意点

ATMで通帳繰り越しをする際には、以下の点に注意が必要です。

  • 新通帳に記帳が正しく引き継がれているか確認する
  • 古い通帳と新通帳の両方を一時的に保管する(確認のため)
  • 通帳発行手数料がかかる場合がある(特にネットバンキング推奨の銀行)

また、一部のATMでは繰り越し機能に対応していない場合もあるため、繰り越しができなかった場合は店舗窓口で対応してもらう必要があります。

まとめ:通帳の繰り越しは自動処理、古い通帳は返却される

ATMで通帳が繰り越された場合、古い通帳は破棄されず返却されます。古い通帳はその場で捨てずに、自宅で保管または安全に処分することが重要です。ATMでの繰り越し処理は便利な機能ですが、内容の確認や個人情報保護の観点からも、適切に取り扱うよう心がけましょう。

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