学生ローン追加借り入れ時の勤務先虚偽申告はバレる？そのリスクと正しい対処法

学生ローンを再利用したいが、現職の確認や申告内容が心配…という方も少なくありません。とくに転職活動中やアルバイト中であっても、前職のまま在籍と偽ってしまうリスクについて本記事では詳しく解説します。

学生ローンの追加借り入れに必要な情報とは

学生ローンを利用する際、追加借り入れであっても本人確認や現在の勤務先などの申告が求められるケースが一般的です。これは、返済能力の確認や与信審査に関係するためです。

たとえ過去に契約があっても、申告された勤務先が現在と異なる場合は、再審査の対象となることがあります。特に前職を継続中と虚偽申告することには注意が必要です。

金融機関や貸金業者は、申告された勤務先に在籍確認の電話をすることがあります。本人確認のみで給与明細の提出が不要なケースもありますが、信用情報や過去のやりとりから照合される可能性もあります。

たとえば、退職済みの会社に在籍確認が入ってしまった場合、「すでに退職しています」と回答され、虚偽申告が判明する恐れがあります。これにより、今後の借り入れ審査が不利になるだけでなく、信用情報にも影響が及ぶ可能性があります。

貸金業者が加盟している信用情報機関（CICやJICCなど）には、契約状況や支払い状況が記録されています。虚偽申告が判明し、契約が取り消しや停止となった場合、その事実が事故情報として残ることも。

これにより、将来的にクレジットカードや住宅ローン、自動車ローンの審査に落ちる可能性が高くなります。とくに20代の若年層にとっては、今後の金融取引に大きな悪影響を与えるリスクがあるのです。

あるユーザーは、前職のまま在籍中として申告し追加融資を受けようとしましたが、審査の段階で会社に確認が入った結果、退職済みと判明し借り入れが却下されました。その後、他社でも審査落ちが続き、不安な日々を送ることに。

一方で、正直に「転職活動中です」と申告した上で、別途保証人を立てて借り入れが可能になった例もあります。

1. 現在の状況を正しく申告する（例：アルバイト勤務、無職、転職活動中）

2. 必要に応じて連帯保証人や収入証明書を提出する

3. 支払い実績を積むことで信用を高める

4. 無理のない借り入れ額を申請する

勤務先の虚偽申告は、たとえ意図的でなくても大きな信用問題につながります。学生ローンをはじめとした金融サービスは、正しい情報をもとに信頼関係で成り立っています。安心して借り入れを続けるためにも、自身の状況を正直に伝え、必要な対策を講じることが重要です。