PayPayカードの支払いでうっかりスキップリボに変更してしまった場合、「全額払っても手数料が発生するのでは?」と不安になる方も多いでしょう。本記事では、スキップリボに変更後に一括返済した場合の手数料の有無や、計算方法、具体的な対処法について詳しく解説します。
●スキップリボとは?仕組みを簡単に確認
スキップリボはPayPayカードのリボ払い機能のひとつで、当月の支払いを「翌月以降に回す」ことができるサービスです。支払いは一時的に軽くなりますが、回した金額には年率15.0%(実質年率)のリボ手数料が発生します。
たとえば8月支払い分をスキップリボにすると、9月以降にその金額を分割して払っていく形になり、残高に対して日割りで手数料が計算されます。
●一括で返済したら手数料はかかる?
結論から言えば、たとえすぐ全額を支払っても、1日でもリボ残高があればその日数分の手数料は発生します。
手数料は次のように計算されます:
(残高 × 年率15% × 利用日数 ÷ 365)
たとえば9万円をスキップリボにして、3日後に全額返済した場合:
90,000 × 0.15 × 3 ÷ 365 ≒ 約110円ほどの手数料が発生します。
●PayPayカードの返済タイミングと手数料発生日
スキップリボで「いつから手数料が発生するか」は、「リボ残高が発生した翌日」からです。つまり、スキップ処理をした日が月末に近ければ近いほど、手数料は少額で済みます。
また、リボ変更直後に「あとから一括返済」手続きをすれば、請求確定前であれば手数料が発生しない場合もあります。急ぎでカード会社に連絡するのがベストです。
●手数料を抑える方法・具体的対処法
- カスタマーサポートへ電話し「リボ解除」や「即時一括返済」の可否を確認
- 会員サイト「PayPayカード会員メニュー」から「あとから一括払い」に変更
- 返済が翌月になる前に「全額返済」すれば手数料を最小限に
状況によっては、すでに請求が確定していて変更ができないこともあるため、処理はできるだけ早く行いましょう。
●支払いをスムーズに戻すための今後の対策
今回のような誤操作を防ぐには、PayPayカードアプリやマイページの「リボ払いになっている利用明細」を定期的に確認する習慣を持つことが大切です。
また、毎月の支払いが厳しい場合は、リボよりも低金利な銀行カードローンなどと比較してから活用するのも一つの選択肢です。
●まとめ:スキップリボの手数料はすぐ返済しても発生。早急な対応がカギ
スキップリボを間違えて設定してしまった場合でも、冷静に手続きをすれば被害を最小限に抑えることが可能です。全額支払っても数十円~数百円の手数料が発生するケースがありますが、できる限り早めに返済・変更処理を行えば大きな負担にはなりません。
慌てずに、まずはPayPayカード公式サイトまたはカスタマーサポートへ相談してみましょう。[参照]PayPayカード公式サイト
コメント