七十七銀行のワンタイムパスワード認証に失敗する原因と対処法|機種変更後に多い落とし穴とは

ネットバンキング

七十七銀行のワンタイムパスワードアプリや電話認証は、セキュリティ強化のために非常に重要な仕組みですが、機種変更や設定の変更後に認証が失敗してしまうという事例も少なくありません。本記事では、「おかけになった電話では認証を受け付けることができませんでした」というエラーが出た際の原因とその対処法について詳しく解説します。

七十七銀行の電話認証方式とは

七十七銀行のインターネットバンキングやワンタイムパスワードの初期設定・再設定時には、事前に登録した電話番号から所定の番号に発信し、システムがその電話番号を認証することで本人確認が行われます。

自動音声による認証で完了するため、通話がつながるだけで基本的に操作は不要です。ただし、発信元の電話番号や通話設定によって認証エラーとなることがあります。

機種変更後に起きやすい認証エラーの原因

機種変更後に認証が失敗する代表的な原因には、以下のようなものがあります。

  • 発信者番号通知(番号表示)設定がOFFになっている
  • VoIP(IP電話)経由の発信である
  • 新しい端末にSIMカードを移していない(Wi-Fiのみ端末)
  • サブ回線(eSIMやデュアルSIM)から発信している

自動音声認証は、登録電話番号と発信元電話番号が完全に一致していないと成功しない仕組みです。

確認すべきスマホ設定のポイント

まず確認しておきたいのは、「発信者番号通知」がオンになっているかどうかです。iPhoneの場合は「設定」→「電話」→「発信者番号通知」で設定可能。Androidの場合は電話アプリから通話設定を開きましょう。

また、Wi-Fiでの通話(VoWiFi)やIP電話アプリ経由ではなく、キャリアSIM回線を利用した標準の通話でかける必要があります。Wi-Fi専用機などでは認証が通らないケースがほとんどです。

どうしても認証できない場合の対処方法

上記を試しても解決しない場合は、以下の対応を検討しましょう。

  • 七十七銀行のサポートデスクへ直接連絡し、別の認証方法(郵送や窓口など)を依頼する
  • アプリの再インストール後に初期設定をやり直す
  • 登録電話番号を一度変更してから再度元に戻す

サポートセンターでは、本人確認が取れれば手動でワンタイムパスワードの設定解除や再登録も可能な場合があります。

似たようなトラブルとその解決例

あるユーザーは、楽天モバイルのeSIMを使っていたところ発信者番号が非通知になっていたため認証に失敗していました。キャリア側の設定変更で「番号通知」に切り替えたところ、無事に認証が通ったとのことです。

また、2回線持ち(デュアルSIM)で副回線から発信していたため、銀行に登録した主回線と一致せずに認証失敗していたケースもあります。

まとめ:認証エラーはスマホ設定の見直しで改善する可能性大

七十七銀行のワンタイムパスワード認証がうまくいかない場合、多くはスマートフォン側の発信設定や通話環境に起因しています。機種変更時は特に設定の初期化や変更があるため、発信者番号や通話回線をしっかり確認しましょう。

困ったときは、七十七銀行のサポートセンターに相談するのが最も確実な対応です。

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