玄米は炊くのとパックご飯、どっちが安い?コスパ比較でわかる節約術

家計、節約

健康志向が高まる中、玄米を手軽に摂る方法として「パックご飯」か「自炊」かで迷う方は多いはずです。特にコスト面を気にする方に向けて、それぞれのメリットやデメリットを整理し、どちらが安く済むのかを実際の数字で比較してみます。

玄米パックご飯のコストを計算

Amazonで販売されている「国産玄米パックご飯(150g×20個)」が送料込みで3,334円。1個あたりの価格は以下の通りです。

3,334円 ÷ 20個 = 約166.7円/個(150g)

つまり1食あたりのコストは約167円。電子レンジで温めるだけなので、調理コストはほぼかかりません。

玄米を炊いた場合のコスト

一方、自宅で玄米を炊いた場合の原価は以下のようになります。

  • 玄米5kg(例:2,500円)で炊飯後の可食量:約11,000g(=150g×約73食)

  • 2,500円 ÷ 73食 ≒ 約34.2円/食(150g)

加えて炊飯時の電気代(1回約5円~10円)、水道代や調理時間のコストがかかるとはいえ、炊いたほうが圧倒的に安いことがわかります。

利便性と保存性ではパックご飯が優秀

ただし、パックご飯には調理の手間が不要で、常温で長期保存可能という大きなメリットがあります。

忙しい朝や災害時、炊飯器が使えない一人暮らしや単身赴任者にとっては、少し高くても買う価値があります。

味や食感にも違いあり

パックご飯は蒸気でふっくらと仕上がるため「食べやすい」という声もあれば、「水っぽい」「独特の香りが苦手」といった意見もあります。

一方で自炊した玄米は、浸水時間や炊き方によって食感を自分好みに調整できます。土鍋や圧力鍋を使えば、ふっくらもちもち食感にも仕上がります。

実際にどちらを選ぶべき?タイプ別のおすすめ

タイプ おすすめ
コスパ重視 自炊(約34円/食)
時間優先 パック玄米
非常時備蓄 パック玄米
味にこだわりたい 自炊(炊飯器・圧力鍋)

実際の食生活スタイルや家族構成に合わせて、「パックご飯+炊飯の併用」も効果的な選択肢です。

まとめ:コストは自炊が有利。ただし目的に応じて選ぶのが正解

1食あたりのコストで見ると、パックご飯は約167円、自炊は約34円と圧倒的な差があります。特に家族が多い家庭では自炊による節約効果が顕著に表れます。

しかし、時短や保存性の高さなど、パックご飯には独自の価値もあります。「節約か、便利さか」を自分の生活スタイルに照らし合わせて、上手に選択しましょう。

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