貯蓄1,800万円・20代夫婦の家計戦略:ゆるく働きながら将来も安心に暮らすには?

家計、節約

20代で1,800万円という堅実な貯蓄を達成しつつ、豊かな生活を楽しむご夫婦が増えています。今回は、年収や貯蓄状況が近い方々に向けて、週2回のパート勤務でも安心して暮らせるかを検証しつつ、今後の家計戦略について解説します。

現在の家計状況を整理しよう

ご夫婦の合算年収は約800万円。うち、ご主人が600万円弱、奥様が200万円前後。生活費を抑え、年間100万円以上を貯蓄できているご家庭ではないでしょうか。

現在の貯蓄は1,800万円。そのうち600万円が金融資産(投資)、1,200万円が現金預金。非常に健全なバランスです。万一のための生活防衛資金もしっかり確保されています。

妻の労働時間を減らすと家計はどうなる?

仮に奥様の労働を週2回に減らすと、年収は約80万円〜100万円程度まで低下すると見込まれます。世帯収入は約700万円前後になります。

この収入でも年間支出を500万円以内に抑えることができれば、年間200万円の黒字を維持可能です。これまでの生活スタイルを維持できるならば、充分現実的なシナリオといえます。

金融資産運用と現金の使い分け

現在の投資元本600万円を年利3〜4%で運用できれば、年間約18〜24万円の不労所得も見込めます。生活費の一部をカバーできるほか、教育資金や老後資金の形成にもつながります。

また、生活防衛資金として現金預金が1,000万円以上あれば、収入が多少減っても生活の不安はかなり軽減されます。

子育て・教育費の将来を見据えよう

子ども1人あたりにかかる教育費は、小中高+大学まで通えば最低でも1,000万円以上。習い事や私立進学を検討する場合は、さらに膨らむ可能性があります。

現在の貯蓄と投資計画を基に、お子さまが高校・大学に進学する15年後までに資金が確保できるよう、教育費は「先取り積立」がおすすめです。

セミリタイアに向けた選択肢も

週2日勤務への切り替えは「セミリタイア的な暮らし」の第一歩ともいえます。家族の時間を大切にしながら、自給自足・家庭菜園・ミニマルライフなどと相性が良い生活スタイルです。

また、ふるさと納税やNISA・iDeCoなど税制優遇制度の活用も重要です。働き方を見直すこのタイミングで、家計の最適化と同時に見直してみましょう。

まとめ:これからの暮らしに必要な視点

今後も安心して豊かな暮らしを続けるためには、①生活費を適正に維持すること、②教育費・老後資金の計画的な準備、③投資の活用と支出の最適化が鍵となります。

週2日勤務でも、戦略的な家計設計と価値観に基づくライフスタイルを重視すれば、無理なく安定した生活を続けることは可能です。

これからも「使わない楽しみ」を大切にしつつ、ご家庭の豊かさを築いていきましょう。

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