PASMOの利用履歴を印字した紙を紛失してしまった場合、個人情報の漏洩や悪用のリスクが気になる方もいるでしょう。この記事では、履歴印字による情報漏洩の可能性やリスク、そして取るべき対策について詳しく解説します。
PASMOの履歴印字に含まれる情報とは?
PASMOの履歴印字には、次のような情報が記載されています。
- 利用日と時刻
- 乗車・降車駅名
- 利用金額
- チャージ履歴
- カード番号の一部(表示されない場合も)
氏名や住所、電話番号といった個人が特定される情報は含まれていません。
PASMO履歴の紛失で考えられるリスク
履歴自体に直接的な個人情報は含まれていないため、他人が拾っても名前や連絡先が分かるわけではありません。
ただし、通勤・通学ルートや時間帯、利用駅が明らかになるため、行動パターンを推測されるリスクはあります。これにより、ストーカーやつきまとい被害に繋がる可能性はゼロではありません。
悪用される可能性は?
PASMOの履歴情報そのものを使って「金銭的な被害」や「不正利用」が発生する可能性は極めて低いです。
PASMOカード番号の末尾や履歴だけではカードを再現できず、利用履歴だけで電子マネーの残高にアクセスされることもありません。
紛失後にすべきこと
印字された履歴を紛失しただけであれば、PASMO側に連絡して再発行する必要はありません。ただし、以下の対応はおすすめです。
- 公共の場所に置き忘れた場合→駅や施設に連絡し、拾得物として届いていないか確認
- ストーカー等が心配な場合→駅員や警察への相談を検討
- 再発防止→印字した履歴は不要になったら細断・破棄する
モバイルPASMOなら履歴管理も安全に
スマートフォンのPASMOアプリ(モバイルPASMO)では、利用履歴をアプリ内で確認できるため、印字の必要がなく安全性も高いです。
今後の対策として、スマートフォンを活用した履歴管理への移行もおすすめです。
まとめ
PASMOの履歴印字を紛失しても、氏名や連絡先などの個人情報は含まれていないため、基本的に悪用のリスクは低いです。
ただし、行動パターンが読み取られる可能性はあるため、気になる方は駅や警察への相談や、モバイルPASMOなどの利用を検討してみてください。
コメント