最近、SuicaやPASMOなしでも〝スマホやクレジットカードだけ〟で羽田空港まで直行できるサービスが都営浅草線で始まりました。本記事では、実証実験の対応範囲とSuicaとの違い、利用時の注意点を詳しく解説します。
🔹クレジットカード・デビットカード対応の乗車実証実験とは
2024年12月21日から、都営浅草線・三田線・大江戸線と京急線10駅で、Visa/JCB/Amex/Diners/Discover/銀聯ブランドのタッチ決済乗車が可能になりました。2025年5月13日からはMastercardにも対応し、合計7ブランドが利用できます :contentReference[oaicite:0]{index=0}。
利用できる駅では、改札にカードやスマホを「ピッ!」とタッチするだけで乗降でき、ICチャージや定期券は不要です。
🔹押上駅は対応範囲に含まれるの?
はい、都営浅草線の主要な26駅に含まれており、押上駅も対応駅の一つです :contentReference[oaicite:1]{index=1}。
これにより、押上駅からそのまま京急直通で羽田空港へ、Suicaを使うことなく移動が可能になりました。
🔹使い方とSuicaとの違い
- 使い方:改札の専用リーダーに対応カードやスマホをタッチ。出るときも同じ媒体でタッチ。
- 料金:普通旅客運賃(10円単位)。乗継割引は不可。
- Suicaとの比較:Suicaは1円単位での計算や乗継割引があるが、こうした特典はありません。
Suicaのほうが乗換や出費管理にお得な面もあるので、目的に応じて選ぶと良いでしょう。
🔹対応ブランドと拡充の流れ
現在利用可能なブランドはVisa、JCB、Amex、Diners、Discover、銀聯、そして2025年5月からはMastercardも対応 :contentReference[oaicite:2]{index=2}。
今後、さらに他の鉄道会社への拡大も期待されており、キャッシュレス化が進む動きの一環です。
🔹利用する前に知っておきたい注意点
・入場と出場時は同じカードやスマホを使わないと無効になります。
・乗継割引、定期券、IC特典(安くなる仕組み)は適用されません。
・利用履歴はQ-moveというサイトで確認可能です(要会員登録)。
まとめ:押上駅からカードだけで羽田へ!
押上駅から羽田空港へ、Suicaなしでもスマートに移動できる時代が到来しました。普段ICカードを使わない人にとっては便利な選択肢です。
ただし、Suicaと比較すると料金や機能に差があるため、目的に応じて使い分けるのがおすすめです。
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