大学生活も中盤に差し掛かる2年生。アルバイトや仕送り、学費、生活費とお金のやりくりが本格化するタイミングでもあります。特に一人暮らしをしている大学生にとって「いくらくらい貯金があれば安心なのか」「周りと比べて自分はどうなのか」と不安を感じる方も多いのではないでしょうか。本記事では、大学2年生の貯蓄事情と平均額、目標にすべき貯金額の目安を解説します。
一人暮らし大学生の平均貯蓄額はどのくらい？
日本学生支援機構や民間調査会社のアンケートによると、一人暮らし大学生の平均貯蓄額は以下のようになっています。
- 1年生〜2年生：約5万円〜15万円
- 3年生〜4年生：約20万円〜30万円
ただし、これは平均であり、「貯金ゼロ」の学生も約3割いる一方で、「50万円以上貯めている」学生も一定数います。アルバイトの有無や収入、生活スタイルによって差が出るため、あくまで参考値として見ましょう。
大学2年生が目標にしたい貯金額の目安
無理のない範囲で貯金していくには、生活費に加えて月5,000〜10,000円ほど貯蓄に回すのが理想です。これを1年間継続すれば、年間で6〜12万円の貯金が可能です。
たとえば、毎月1万円ずつ貯金すれば2年生が終わる頃には12万円が貯まる計算になります。急な出費や引越し、就活準備などにも備えられる金額です。
実際の一人暮らし大学生の声と貯金スタイル
大学生のリアルな声を紹介します。
「毎月バイト代から5,000円は先に別口座に移してます。気づいたら10万円超えてました」（私立大2年男子）
「仕送りだけで生活するのがギリギリ。貯金はバイト代をフルで使わずに、月3,000円だけでも貯めてる」（地方国公立2年女子）
このように、「少額でもコツコツ貯める」「使う前に先取り貯金する」といった工夫をしている学生が多く見られます。
貯金ゼロでも焦らなくてOK！できることから始めよう
貯金がまったくない状態でも、今から習慣を作れば間に合います。大切なのは「今月の残ったお金を貯金する」のではなく、「最初に決めた金額を必ず残す」習慣です。
たとえば。
- 給料日や仕送り日には500円だけでも先に貯金
- キャッシュレス決済のポイントを定期的に現金化して貯金
- 使わなかったお金は毎月「ごほうび貯金」として取り分ける
このように「楽しみながら貯める仕組み」を作ると、無理なく続けられます。
大学生活で貯金を持っておくメリット
大学生にとって貯金があると、以下のような場面で安心です。
- 急な医療費やスマホの故障などのトラブル
- 就活の交通費やスーツ購入などの初期費用
- 短期留学やインターンなどの自己投資
「貯金＝未来の選択肢を広げる準備」と考えると、お金を貯める意味も明確になります。
まとめ：大学2年生の貯金は少額でも習慣が大事
一人暮らし大学生の貯金は、平均すると10万円前後が目安ですが、額の大小よりも「習慣づけ」が何より大切です。
たとえ月1,000円からでも、続けることで大きな自信と安心につながります。未来の自分を少しでも楽にするために、今できる小さな一歩から始めてみましょう。
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