初めて他銀行への振込をする際、「コンビニATMを使うのが一番簡単?」と迷う方も多いでしょう。特にゆうちょ銀行からの送金は、利用場所や時間によって手数料や手続きの手間が大きく変わる場合があります。本記事では、ゆうちょ口座から他銀行へ振込むときに、コンビニATMが便利なのか、また手数料や時間帯による違いについて詳しく解説します。
ゆうちょ銀行の振込方法は3つある
ゆうちょ銀行から他行へ振込む方法は以下の3つです。
- ゆうちょATMから振込
- ゆうちょダイレクト(オンラインバンキング)から振込
- コンビニATM(セブン銀行・ローソン銀行など)を経由してキャッシュカードで出金 → 現金振込
このうち、コンビニATMでは「ゆうちょ口座から直接振込」はできません。セブン銀行やローソン銀行ATMでは、ゆうちょのキャッシュカードを使って入出金はできますが、振込操作は非対応となっているため注意が必要です。
ゆうちょATMが最も手間なく振込可能
ゆうちょ口座から他行への振込をするなら、ゆうちょ銀行のATMがもっとも簡単で確実です。振込先の銀行名・支店名・口座番号・名義を入力すれば、ATM上で直接振込が可能です。
また、ゆうちょダイレクトを利用していれば、自宅のスマホやパソコンからも振込操作ができます。事前にワンタイムパスワード設定などが必要ですが、外出せずに手続きできる点が魅力です。
振込手数料はATMの種類・時間帯で変わる
振込手数料は、ゆうちょ銀行ATMから他行への送金の場合、以下のように設定されています。
- ゆうちょATM(通常貯金口座 → 他行):1件につき220円〜
- ゆうちょダイレクト(ネットバンキング):月5回まで無料(超過分は1回あたり123円)
ATMの利用時間帯による加算料金は基本的にありませんが、土日・祝日や深夜帯は一部ATMで取り扱い不可となることがあるため、事前に稼働時間を確認しておくことをおすすめします。
コンビニATMを使う場合は「出金→現金振込」になる
どうしてもコンビニATMから振込したい場合は、一度ゆうちょATMかコンビニATMで現金を引き出したうえで、対応ATM(セブン銀行など)で現金による他行口座宛の振込を行うという2段階の操作が必要になります。
ただし、この方法は出金手数料+振込手数料が別途かかり、合計で400〜700円以上になることも。また、現金の扱いやミスのリスクも増えるため、非推奨です。
手数料を抑えて振込したい場合のおすすめ方法
初回登録などに時間がかかっても構わない場合は、ゆうちょダイレクトの利用が最もおすすめです。1回あたりの振込手数料が123円と安く、月5回までは無料枠もあるため、定期的に振込を行う人にはコストメリットがあります。
また、ATMでの振込よりも画面が見やすく、入力間違いが少ない点も安心材料です。スマホアプリからの利用も可能です。
まとめ:他行への振込はゆうちょATMまたはゆうちょダイレクトが安全かつ低コスト
ゆうちょ銀行から他行へ振込をする際、コンビニATMは基本的に非対応であり、遠回りな手段になります。最も手軽かつ確実なのは、ゆうちょATMからの振込か、スマホやPCを使ったゆうちょダイレクトの利用です。
時間帯による手数料変動は少ないですが、利用できる時間に制限があることもあるため、事前に確認を忘れずに。初めての振込でも、上記を参考に落ち着いて操作すれば安心して送金できます。
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