セカンドカーでスポーツカーを増車する場合の任意保険の費用と注意点

自動車保険

スポーツカーや旧車をセカンドカーとして増車する際、多くの人が気になるのが任意保険の保険料です。特に180SXのような人気スポーツカーの場合、年齢や等級によっては保険料が高額になることもあります。この記事では、20歳・20等級のドライバーが群馬県で180SXをセカンドカーとして追加する場合の保険料の目安や、加入時に押さえておきたいポイントを解説します。

20等級でもセカンドカー割引には要注意

すでに19~20等級を持っている場合、通常の自動車保険では割引率が最大ですが、セカンドカーとして新たに車を追加する際には「セカンドカー割引」が適用されるかどうかが鍵になります。

セカンドカー割引は、主契約車が11等級以上かつ、新たに増車する車の主な運転者が家族(同居)である場合などに適用され、6等級(セカンドカー用)からスタートする制度です。しかし20歳という若さとスポーツカーの組み合わせでは、年間保険料が15万円~20万円以上になることも珍しくありません

スポーツカー・若年層・免許色の三重リスク

180SXはスポーツカーという特性上、事故率や修理費が高く見積もられるため、保険料は他車種に比べて割高です。さらに、保険会社は年齢・運転歴・免許色といったリスク評価も行います。

20歳でブルー免許(取得から3年未満)であれば、リスク区分としては最も高い部類に該当します。そのため、同じ条件でも30代以降の契約者よりも保険料は1.5~2倍近く高くなるケースがあります。

実際の保険料シミュレーションの一例

アクサダイレクトやSBI損保などのネット型保険で見積もりを取ると、以下のような価格帯になることがあります。

  • 20歳/群馬県在住
  • 車種:180SX(排気量1800cc前後)
  • 使用目的:日常・レジャー
  • 補償内容:対人・対物無制限、人身傷害あり、車両保険なし

この条件で年間保険料は15~18万円程度が目安です。車両保険を付けると+5~8万円以上かかる場合もあるため、予算とのバランスを考える必要があります。

車両保険は必要か?リスクとコストのバランス

180SXのような古いスポーツカーは、現在では市場価格が上がっており、車両保険を付けたいという人も増えています。ただし、古い車種の場合、車両保険の付保条件や保険金額の設定に制限がある場合があります。

仮に車両保険を付けた場合、年間保険料は20万円以上になる可能性もあるため、「万一の修理費に備えるか、保険料を抑えるか」という判断が必要です。

セカンドカーとして保険料を抑えるコツ

  • 使用目的を「日常・レジャー」に設定する
  • 車両保険は限定タイプ(エコノミー型)を選ぶ
  • インターネット割引を活用する(最大2万円前後)
  • 「新たに家族名義で契約」し、家族内で等級を活用する

これらの工夫を行うことで、1~3万円程度保険料を節約できるケースもあります。

まとめ:スポーツカーの保険は事前調査がカギ

20歳で180SXをセカンドカーにする場合、保険料は一般的に高額となりますが、セカンドカー割引の適用や補償内容の見直し、ネット保険の活用などによってコストを抑えることは可能です。

保険料の高低だけでなく、いざというときにしっかり補償される内容かも重視しましょう。複数社で見積もりを比較して、自分に最適な保険プランを選ぶことが大切です。

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