急いで銀行振込をしたいけれどキャッシュカードを持っていない、という状況は意外とよくあります。ATMから他人の口座へ現金を使って送金する方法はしっかり整備されています。この記事では、キャッシュカードを使わずにATMから振込む手順と、必要なものや注意点、銀行間の違いについてわかりやすく解説します。
キャッシュカードがない場合の振込方法
キャッシュカードを持っていなくても、現金を使ってATMから他人の口座へ振込むことは可能です。ただし、現金振込ができるATMは限られており、主に銀行本支店や一部の大型ATMコーナーに設置されています。
現金振込には本人確認が必要になることもあるため、身分証(運転免許証、健康保険証など)を持参すると安心です。また、1日の振込上限額や回数が制限されるケースもあります。
ATMで現金振込する具体的な手順
- ATMで「お振込」や「現金で振込」などのボタンを選択
- 画面に従って振込先の銀行名・支店名・口座種別(普通・当座)・口座番号・受取人名を入力
- 振込金額を指定し、現金を投入
- 内容を確認して「確認」「実行」を押す
- 必要であれば、振込控え(レシート)を受け取る
なお、銀行によっては、初回振込時に限り、画面で住所・氏名・電話番号などの入力を求められる場合もあります。
持参すべきもの一覧
ATMで現金振込を行う際に持っておくと安心なものは以下の通りです。
- 現金(振込金額+振込手数料分)
- 振込先の詳細情報(銀行名、支店名、口座番号、口座名義)
- 本人確認書類(求められる可能性があるため)
- スマホやメモ帳(情報の控えを確認するため)
ゆうちょ銀行以外の口座への振込の場合
振込先がゆうちょ銀行以外でも、基本的な手順に違いはありません。ただし、銀行間振込では平日15時以降の手続きは翌営業日扱いになる点に注意が必要です。
また、ATMの種類によっては「他行宛現金振込」が制限されている場合もあるため、ゆうちょATMやコンビニATMでは対応していないことが多く、都市銀行・地方銀行の本店ATMを利用するのが確実です。
よくある注意点とトラブル対策
振込先の情報を間違えると取り戻せない可能性があるため、事前に何度も確認しましょう。万一誤送金した場合は、速やかにATM設置の銀行へ連絡してください。
また、初めてのATM操作で不安がある場合は、近くにいる銀行職員に操作補助をお願いすることもできます。現金を見せずに控えめに相談するようにしましょう。
まとめ|キャッシュカードがなくても振込は可能。ただし制限や注意点も
ATMからの現金振込はキャッシュカードがなくても可能ですが、振込先の情報や現金の準備、本人確認などに注意が必要です。銀行の種類や利用時間帯によって処理のタイミングも変わるため、早めに行動し、確実に手続きを進めることが大切です。
不安がある場合は銀行の窓口を利用するか、経験者と一緒に行動すると安心です。
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