最近、「三菱UFJニコス セキュリティーセンター」からのSMSや電話に関する不審なメッセージが多発しています。この記事では、実際の詐欺被害事例を交えながら、見分け方と安全な対処法を解説します。
突然届くSMS:その正体は?
「登録情報の確認が取れていない」「至急ご連絡を」といった文面のSMSは、実在する企業名をかたったフィッシング詐欺である可能性が高いです。
このような詐欺メッセージは、電話をかけさせて個人情報や認証コードを聞き出し、最終的に金銭的被害を与える目的で送られます。
あなたがクレジットカードを作っていないなら特に要注意
もし未成年であり、自分名義のクレジットカードを持っていない場合、それだけでこのSMSが偽物である可能性が濃厚です。
親のカードを使ったとしても、正規の使い方であれば、三菱UFJニコスから本人に直接SMSが届くことはまずありません。
電話番号「050」で始まるケースは詐欺の特徴
多くのフィッシング詐欺は、「050」や「070」などのIP電話番号を使用します。三菱UFJニコスの正規カスタマーセンターの番号とは一致していません。
本当に心配な場合は、SMSに記載の番号ではなく、公式サイトから確認した正規の連絡先に問い合わせましょう。
知らない番号からの着信にも注意
最近、複数の知らない番号から電話がかかってくるというケースも、同一の詐欺グループによる連携行動の可能性があります。
不安に感じた場合は、親や学校の先生、信頼できる大人に相談してください。また、電話番号を検索して評判を確認できるサービスも活用しましょう。
詐欺かも?と思ったらすぐ実行すべきこと
- SMSのリンクや電話番号には絶対にアクセス・通話しない
- スマートフォンのSMSをブロックまたは迷惑報告する
- 総務省・消費者庁・警察の窓口へ相談する
- 親や保護者へ必ず共有する
なお、実際にカードや口座の被害が出ていない場合でも、個人情報が狙われている可能性があるため、放置しないことが重要です。
まとめ:冷静に対応し、ひとりで抱え込まない
このような不審なメッセージは年々巧妙化しており、見抜くのが難しい場合もあります。しかし、基本的なセキュリティ意識と冷静な対応で多くの被害を防ぐことができます。
もしひとりで不安な場合は、迷わず大人や公的機関に相談しましょう。自分だけで対応しようとしないことが大切です。
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