クレジットカードの支払いスケジュールを正しく把握しておくことは、家計管理の上で非常に重要です。特に「15日締め・翌月10日払い」といったスケジュールでは、いつ使ったお金がどのタイミングで請求されるのかがわかりにくい場合もあります。この記事では、15日締め翌月10日払いの仕組みを解説し、支払いタイミングの疑問にお答えします。
15日締め・翌月10日払いとはどういう意味か?
「15日締め」とは、毎月15日までにカードで利用した金額が、その月の利用額として計上されることを意味します。そして、その利用額の合計が「翌月10日」に銀行口座から引き落とされます。
たとえば、7月1日〜7月15日までの利用分は、8月10日に口座から引き落とされることになります。
7月15日に決済した場合はどうなるのか?
多くのカード会社では、締め日の当日(この場合は7月15日)に行われた決済は「その月の締め」に含まれます。つまり、7月15日にカードを使えば、7月利用分として扱われ、8月10日の引き落としに含まれる可能性が高いです。
ただし、店舗側の売上処理(売上データの送信)が翌日にずれた場合などは、締め日を過ぎた「翌月扱い」になることもあります。
カードの利用タイミングで気をつけること
実際の締め日処理には、カード会社のシステムだけでなく、店舗やネットショップの処理タイミングも関係します。特にネット通販では、商品発送日に売上確定となることが多く、購入日ではなく発送日が決済日になるケースがあります。
そのため、「今日が15日だからセーフ」と思っても、実際には16日扱いになるリスクもあるため、ギリギリの利用には注意が必要です。
具体例で学ぶ:決済日と引き落とし日の関係
以下のような例で考えてみましょう。
- 7月14日にコンビニで買い物 → 7月利用分 → 8月10日引き落とし
- 7月15日にドラッグストアで買い物 → 通常は7月利用分 → 8月10日引き落とし
- 7月15日にネット通販で購入、発送が7月16日 → 7月16日利用分 → 9月10日引き落とし
このように、同じ日に買い物をしても、利用先や処理タイミングで引き落とし月が変わる可能性があります。
引き落としタイミングを意識したスマートな使い方
月末に支出が集中しやすい方は、締め日を意識して翌月引き落としになるよう調整することで、資金繰りをスムーズにできます。逆に、支出をできるだけ早めに処理したい場合は、締め日前に決済を済ませると良いでしょう。
また、カード明細をこまめに確認することで、実際の計上日を把握しやすくなります。
まとめ:15日締めカードの決済タイミングには要注意
「15日締め・翌月10日払い」のクレジットカードでは、基本的に15日までの利用分が翌月10日に引き落とされます。したがって、7月15日の決済は、通常8月10日の引き落としとなりますが、処理タイミングによっては9月になることもあります。
支払いスケジュールを理解しておけば、計画的なカード利用ができ、無駄な延滞や資金不足も防げます。ぜひ自分のカードの締め日を確認し、上手に活用していきましょう。
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