銀行口座の開設には本人確認書類が必要ですが、マイナンバーカードや運転免許証を持っていない場合でも、方法次第で開設可能です。この記事では、三井住友銀行および三菱UFJ銀行での口座開設に必要な書類と代替手段を解説します。
銀行口座開設に必要な本人確認書類とは?
銀行口座開設時には、金融庁の本人確認基準に基づいた「本人確認書類」の提示が求められます。多くの人が使うのは、運転免許証やマイナンバーカードですが、これらがなくても開設自体は可能です。
一般的に認められる書類には以下のようなものがあります。
- 健康保険証
- 住民票(発行から6か月以内)
- パスポート(※所持人記載欄付き)
これらのうち2点、または1点+補助書類(公共料金の請求書など)で代用できます。
マイナンバーがなくても口座開設はできる?
2022年以降、マイナンバーの提示が求められる機会が増えていますが、口座開設自体には必須ではありません(ただし後日提出を求められる場合あり)。
住民票にマイナンバーが記載されている必要はなく、通常の「番号なし住民票」でも本人確認書類として使用できます。
三井住友銀行での対応状況
三井住友銀行では、免許証やマイナンバーカードがない場合でも、健康保険証+住民票などの組み合わせで本人確認を行い、口座を開設できます。
店頭での申込みが前提になるため、窓口で相談するのがおすすめです。[三井住友銀行 本人確認書類一覧はこちら](https://www.smbc.co.jp/kojin/tenpo/tenpo_info/faq.html)
三菱UFJ銀行での対応状況
三菱UFJ銀行も同様に、本人確認書類として複数の組み合わせに対応しています。公式サイトでは以下のように記載されています。
- 健康保険証+公共料金の領収証
- 住民票+年金手帳など
マイナンバー記載の有無は必須ではなく、番号なしの住民票で問題ありません。[三菱UFJ銀行 本人確認の詳細はこちら](https://www.bk.mufg.jp/tsukau/kojin/kouza/kaikin/index.html)
オンライン申し込みは制限される可能性も
スマホやPCからのオンライン申し込みは、撮影による本人確認が前提になるため、マイナンバーカードや免許証がないと進められないケースが多くなります。
その場合は、店頭申し込みを選ぶのが現実的です。
まとめ
マイナンバーや免許証がない場合でも、住民票や健康保険証などの組み合わせにより、三井住友銀行・三菱UFJ銀行ともに口座開設は可能です。ただしオンライン申込には制限があるため、店頭での開設をおすすめします。
本人確認書類の組み合わせに不安がある場合は、事前に最寄り店舗に電話で確認するとスムーズです。
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