記憶がないほど飲んだ夜の不安と対処法：いちゃキャバ・飲食店でのトラブル回避のために

お酒を飲みすぎて記憶をなくしてしまった経験は、多くの人にとって他人事ではありません。とくに接客を伴う飲食店では、記憶がないことが不安を大きくします。今回は、記憶がないまま支払いをしてしまった可能性や、後日トラブルになるリスク、今後の対応策について詳しく解説します。

記憶がないまま高額決済してしまった場合の初動

まず確認したいのは、カード明細と店舗の滞在履歴です。明細に不審な金額が複数回記載されている場合、それが店舗の会計システム上の分割処理なのか、複数回の利用かを確認する必要があります。

また、スマホの位置情報やLINE履歴、タクシーアプリの利用履歴などから行動をたどることで、当時の状況をある程度推測できる場合もあります。

いちゃキャバなど接客系の飲食店では、時間ごとに料金がかかるシステムが基本です。さらに指名料、ドリンク代、同伴料、延長などのオプションが加算されることで、料金は簡単に高額になります。

特に「記憶がない状態」での長時間滞在は、延長のたびに了承を取っていない可能性があり、後から不当に感じるケースも少なくありません。

基本的に店舗側がトラブルと判断すれば、翌営業日以降に連絡がくることが一般的です。1週間以上音沙汰がない場合、大きな問題は起きていない可能性が高いと考えられます。

ただし、カード決済のキャンセルや追加請求などは、最大で1ヶ月程度かかることもあるため、しばらくは明細のチェックを続けましょう。

ある男性は、複数回にわたる高額カード決済に気づき、後日カード会社と警察に相談。結果的に店側が曖昧な説明しかできなかったため、決済の一部が取り消されました。

一方で、明細や防犯カメラで「本人の意思による延長やドリンク注文」が確認された場合、正当な請求とされることも多いです。

飲酒による記憶喪失は誰にでも起こり得ることです。しかし、だからこそその後の対応が大切です。明細や履歴の確認、店への問い合わせ、カード会社への相談といった対応を通じて、安心を得ることができます。

また、今後は「飲みすぎない工夫」や「事前の料金確認」「信頼できる同行者と行動」など、自分を守る習慣づけも大切にしてください。