突然届いたクレジットカード会社からの利用通知メール。「利用した覚えがない」「カードを持っていない」など、不審に思うケースも増えています。特に三井住友カードを騙った詐欺メールが増加しており、注意が必要です。この記事では、怪しいメールの見分け方と対処法を解説します。
見覚えのない「ご利用のお知らせ」メールは要注意
「三井住友カードご利用のお知らせ」と題したメールが届いたにもかかわらず、そもそもカードを作った記憶がない。このような状況で考えられるのは、フィッシング詐欺の可能性です。
メール本文に書かれているリンクにアクセスさせて、ログイン情報やカード番号を盗み取るのが目的です。
メールアドレスや送信者情報を確認しよう
まず確認すべきは送信元のメールアドレスです。たとえば今回のように、y0hsuke_k@windyimari9213.pecori.jpなど、三井住友カード公式とは無関係なドメインから届いている場合、それは偽物の可能性が非常に高いです。
また、本文中の日本語が不自然だったり、サービス名と文体が一致していない場合も要警戒です。
本物の三井住友カードからの通知はこう違う
正規の通知メールは、「@vpass.ne.jp」などの公式ドメインから届き、メール本文にも「ご利用明細はVpassログイン後にご確認ください」といった記載があります。さらに、リンク先も公式ドメイン内に限定されています。
これらの条件に当てはまらない場合は、正規のメールではない可能性が高くなります。
実際にカードが使われているか確認する方法
もし不安な場合は、以下の手順で実際に利用があったかどうかを確認できます。
- 三井住友カードの公式サイト(Vpass)からログインして利用履歴を確認
- 公式カスタマーセンター(03-6627-4137など)に直接電話して確認
- 万が一不正利用があった場合は、カードの一時停止・再発行などの対応を依頼
メール本文のリンクは絶対にクリックしないでください。
詐欺被害を防ぐために今できること
万が一リンクを開いてしまった、情報を入力してしまった場合は、すぐにカード会社へ連絡し、パスワードやカード情報の変更を行いましょう。また、セキュリティソフトでウイルススキャンを行い、PCやスマホの保護も忘れずに。
今後に備えて、公式アプリをインストールしておくことで、本物の通知と偽物の区別がつきやすくなります。
まとめ:少しでも怪しいと感じたら公式に確認を
クレジットカード会社を装った詐欺メールは年々巧妙化しています。少しでも「おかしい」と感じたら、メールのリンクにはアクセスせず、必ず公式サイトやカスタマーサポートに直接確認しましょう。冷静に、慎重な対応が被害を防ぐ最大のカギです。
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