受験に必要な入学検定料の支払いを済ませた後、大学などに「支払いを証明する書類」を提出する必要があります。本記事では、銀行ATM、コンビニ、インターネットバンキングなど支払い方法ごとに、どのような書類を取得・提出すればよいかを具体的に解説します。
なぜ「支払い証明書」が必要なのか
入学検定料は、ただ支払えばよいというわけではありません。出願書類の一部として、「誰が・いつ・どこに・いくら振り込んだか」がわかる証拠が必要になります。これは大学側が振込ミスや不正を防ぐために求めています。
そのため、領収証や振込明細を提出することで、入金済みであることを証明できます。
ATMで支払った場合にもらえる証明書
銀行や郵便局のATMを利用した場合、操作終了後に出てくる「振込明細票」または「ご利用明細票」が証明書になります。
・振込人名義
・振込先名義(大学名など)
・振込金額
・振込日時
が記載されていることを確認してください。
明細票はATM操作終了後、自動で出てきますので、特別に申し出る必要はありません。ただし、念のために「証明書が必要なので明細がほしい」と窓口に伝えるのも安心です。
コンビニで支払った場合の取得方法
コンビニ支払いを選択した場合、Loppi(ローソン)やFamiポート(ファミマ)で支払用紙を印刷し、レジで支払う形式が多くなります。
支払い後にレジで渡される「レシート」や「取扱明細書(受領書)」が証明書として有効です。レシートを捨てずに必ず保管してください。
ネットで請求書を発行して支払うタイプの場合は、支払完了後にメールで送られてくる領収書PDFや画面キャプチャを活用しましょう。
インターネットバンキングで支払った場合
インターネットバンキングを利用した場合、振込完了画面をスクリーンショットで保存する、または「振込明細書」をPDFでダウンロードすることで証明可能です。
明細には以下の情報が明記されている必要があります。
- 口座名義
- 振込先名義
- 振込金額
- 取引日時
銀行によってはWeb通帳などから明細が再印刷できる場合もあります。
よくある注意点と対処法
・支払い後に証明書をもらい忘れた場合
コンビニでは後からレシート再発行はできませんが、金融機関では窓口で再発行可能なケースがあります。早めに対応しましょう。
・複数の支払方法がある場合
どの方法を選んだとしても、必要情報が明記された証明書であれば原則有効です。指示書と照らし合わせて、不足がないか確認しましょう。
まとめ:証明書の保管と提出は忘れずに
入学検定料の支払いは単なる振込ではなく、証明書類の提出までが必須プロセスです。ATM・コンビニ・ネットバンキングそれぞれで適切な証明書を取得し、万一に備えてデータでも保存しておくと安心です。
振込日や口座名義などの情報は後から変更できないため、支払い前に再確認し、支払い後は即書類を保存しましょう。
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