自賠責保険の更新をコンビニ端末で行おうとした際、電話番号の不一致などで手続きが進まないケースは意外と多くあります。特にバイクや原付の保険を引き継いだ場合や、名義変更・登録ミスがある場合には注意が必要です。本記事では、更新がうまくいかなかった場合の対処法と、新規契約の可否について詳しく解説します。
コンビニ端末で更新ができない理由とは?
ファミリーマートのFamiポートやローソンのLoppiなど、コンビニ端末では自賠責保険の更新手続きができますが、「登録している電話番号ではありません」というエラーが出ることがあります。
これは以下のような原因が考えられます。
- 過去の契約時に登録された電話番号と現在入力した番号が異なる
- 所有者変更や名義変更によりデータが引き継がれていない
- 端末側の読み取りエラーやハガキのバーコード不具合
このような場合、更新手続きができず振り出しに戻ることになります。
更新できない場合は新規契約でも問題ない?
結論から言えば、自賠責保険の残りが数日あっても、新規契約は可能です。ただし、その場合は以下のような点に注意が必要です。
- 契約開始日は自分で指定する必要がある
- 残りの数日分は二重に加入しても払い戻し不可
- 契約開始日を空けずに設定する(無保険期間があると違反になります)
たとえば、現在の保険が7月20日までなら、新しい契約の開始日を7月21日にするのがベストです。
新規契約の具体的な手順(ファミリーマート端末)
ファミリーマートのマルチコピー機では、以下の手順で自賠責保険の新規契約ができます。
- 「保険」メニューから「バイク自賠責保険」を選択
- 車両情報(車台番号・排気量・ナンバーなど)を入力
- 契約開始日・期間を選択
- 名前・住所・電話番号を入力
- 発行された申込券でレジにて支払い
支払い後、その場で保険証明書(ステッカー付き)が発行されます。
どうしても更新にこだわる場合の対処法
少しでも損失を減らしたい、同じ契約を引き継ぎたいという場合は、元の保険会社へ直接連絡することをおすすめします。
以下のようなことが確認できます。
- 現在の契約者情報の確認(登録電話番号など)
- 更新手続きの方法(Web対応・郵送など)
- コンビニでの更新が不可の場合の代替手段
特に、バイク販売店などで契約した場合、販売店を通じて手続きするケースもあるため、初回の契約状況も確認しておきましょう。
まとめ:焦らず安全な新規契約を
自賠責保険の更新がうまくいかなくても、数日分の損失であれば新規契約で十分リカバー可能です。無保険状態さえ避ければ法的にも問題なく、手続きも簡単です。
不安な点がある場合は、保険会社や販売店に確認することが一番確実です。更新トラブルに焦らず、確実な保険加入を進めましょう。
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