楽天ポイントカードを提示されても、レジでポイントが付与されない――このような場面に戸惑うレジ係の方も少なくありません。特に、スマートフォンでバーコードを見せているにもかかわらず、システム上でポイント表示が出ない場合、なぜなのかと疑問に思うのは当然です。この記事では、その理由と対応方法をわかりやすく解説します。
楽天ポイントが付かない主な原因
楽天ポイントがレジで反映されない理由はいくつかあります。特に多いのは、バーコードが楽天ポイントカードと紐づいていないケースです。
たとえば、楽天Edyや楽天ペイアプリには楽天ポイントカードの機能が内蔵されていますが、楽天IDとポイントカード番号が正しく連携していないと、読み取りはされてもポイントが付きません。
アプリの種類によって異なる表示
レジでよく見かけるのは、楽天ポイントカードアプリ、楽天ペイアプリ、楽天Edyアプリなどです。これらのアプリでは、バーコードの表示だけでは不十分なこともあります。
楽天ポイントカードアプリでは、バーコードとともに「累計ポイント数」や「ポイント残高」が表示される仕様です。ポイントが表示されていない場合、読み取り専用のバーコードである可能性も。
バーコードを見せていても登録されていない可能性
「スマホでバーコードを見せている=ポイント登録済み」と思われがちですが、実際には未登録のまま使っている方も存在します。
例えば、楽天ポイントアプリをインストールしてバーコードを表示していても、楽天会員IDと連携登録を完了していない場合は無効です。つまり、物理カード同様に「使用開始登録」が必須です。
常連でも登録済みとは限らない
毎回カードやスマホを見せるお客様でも、ポイントが一度も付与されていない場合は、登録や連携が未完了のまま使っている可能性があります。多くのお客様はその点に気づいておらず、確認のきっかけも少ないのが現状です。
そのため、レジ係が気になった場合は「ポイント付いていないようですが、楽天ポイントカードは登録済みでしょうか?」と声をかけることも親切です。
ポイントが付く仕組みを確認してみよう
楽天ポイントが付くには、次の条件が必要です。
- 楽天ポイントカードの利用登録が完了している
- アプリの場合は楽天IDにログインし、バーコードが楽天ポイントカード番号と連携されている
- 加盟店の端末で適切に読み取られている
バーコード読み取りだけでは不十分な場合、ID連携の確認が必要です。楽天公式ページの楽天ポイントカードサイトでログインし、登録情報をチェックできます。
まとめ
スマホでバーコードを提示していても、楽天ポイントが付与されない場合は、登録や連携の問題がほとんどです。バーコードが表示されていても、楽天IDとの連携ができていなければ無効なため注意が必要です。
常連のお客様でもこの点をご存じないケースが多いため、レジ係として気づいたら優しくお知らせしてあげるのが理想的な対応と言えるでしょう。
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