18歳でもデビットカードは使える?お酒を含む会計時の注意点と法律的なポイント

デビットカード

キャッシュレス決済が広まり、10代後半の若者でもデビットカードを持つことが一般的になっています。しかし、購入品の中にお酒など年齢制限のある商品が含まれる場合、支払いに影響はあるのでしょうか?本記事では、18歳のデビットカード利用における法律的な側面や、実際の店舗での対応例を解説します。

デビットカードの利用は18歳でも基本的に可能

デビットカードは銀行口座と連動して即時決済される仕組みのため、18歳以上で銀行口座があれば発行・利用が可能です。未成年者でも、特に保護者の同意があれば多くの銀行で申込できます。

つまり、年齢が18歳であることは、デビットカードの「支払い機能」自体の制限には関係ありません

問題は「購入する商品」に年齢制限がある場合

一方で、たとえデビットカードであっても、法律で制限されている商品(例:酒・タバコ)を未成年が購入することはできません。このため、会計時にお酒が含まれていた場合、販売員は「年齢確認」を行う義務があります。

この際、支払い手段がデビットカードであるかどうかは関係なく、「購入者の年齢」が最も重要です。18歳が自分のカードでお酒を含む商品を会計しようとすれば、店舗側は販売を拒否することが通常です。

「親の買い物とまとめて支払う」は可能か?

親と一緒にレジを通していて、親の指示で子どもがデビットカードを使って支払いを代行することは、形式上可能です。しかしこの場合でも、レジ担当者が年齢確認を行い、購入者本人が未成年と判断されれば販売が制限されることがあります

とくに、コンビニやスーパーではレジ側がマニュアルに従って対応するため、名義が誰かではなく「支払者の年齢確認」が優先されるケースもあります。

レジでのトラブルを避けるには?

  • 親の名義のカードで本人が会計する(可能であれば)
  • 年齢制限のある商品は親が別会計する
  • セルフレジを避け、有人レジで説明できるようにする

このように、購入者と支払者の立場が曖昧な場合には、親が会計と支払いを担当するほうがスムーズです。

まとめ:年齢制限商品とデビットカード利用の関係を正しく理解しよう

18歳でもデビットカードを使うことは可能ですが、年齢制限のある商品の購入には常に法律が優先されます。親と一緒に買い物していても、未成年の子どもが支払いを担当する場合には注意が必要です。

レジでのトラブルを避けるためにも、年齢確認が必要な商品については、大人が責任を持って購入・支払いを行うようにしましょう。

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