初めてクレジットカードを使い始めた方にとって、身に覚えのない高額請求や利用通知はとても不安になるものです。特に利用明細と通知内容が一致しない場合、「不正利用では?」と疑ってしまうのも無理はありません。この記事では、クレジットカードの利用額に違和感を覚えたときに取るべき具体的な確認方法と、未然に防ぐためのポイントを解説します。
利用通知と明細の金額が一致しない原因
クレジットカードの利用額が「通知」と「アプリ明細」で異なるケースは珍しくありません。大きく分けて、以下のような理由があります。
- 利用が即時反映されていない(アプリの明細には未反映の利用がある)
- 決済が事前審査段階(ライブやイベントの申し込みなど)
- 電子マネーやプリペイドのチャージ先の利用明細と合算表示されている
特にライブチケットの事前申込みなどは、抽選前でも仮押さえとして金額が一時的に計上されることがあります。
三井住友カードでの確認手順
三井住友カードを利用している場合は、以下の方法で確認が可能です。
- Vpassアプリで「利用明細」や「仮確定利用情報」を確認する
- 「ご利用明細」ページの「詳細内訳」や「保留中の取引」をチェックする
- アプリの更新タイミングによっては反映まで1~2日程度ラグがある
メール通知に記載される金額は、保留取引や一時利用も含めた合計となることがあるため、必ずVpassの「最新の利用履歴」と照らし合わせてください。
不正利用の可能性を見分けるポイント
身に覚えのない利用が明細に表示されている場合は、以下の点をチェックしましょう。
- カードを他人に貸していないか
- 家族カードや紐づけたアプリで第三者が利用していないか
- フィッシング詐欺や不正アプリをインストールしていないか
もし明らかな不正と判断される場合は、即時カード会社へ連絡し、利用停止および再発行の手続きを行ってください。
身に覚えのない利用があった場合の対処法
以下の手順で落ち着いて対応することが重要です。
- アプリやWebで最新明細の確認
- 利用店名を検索して正規のものであるか確認
- カード会社(三井住友カード)へ電話やチャットで問い合わせ
- 必要に応じて一時停止・再発行の依頼
早めに対応することで、不正請求による被害を最小限に抑えることができます。
まとめ:不明な請求は冷静にチェックと対応を
クレジットカードの利用額に違和感がある場合は、まずは明細の更新状況や保留取引を確認しましょう。特に初めての利用や事前申込みでは、思わぬ金額が仮押さえされることもあります。
それでも解消しない場合や不安が大きい場合は、カード会社に問い合わせて詳細を確認するのが確実です。正しい知識と対応方法を知っていれば、安心してカードを使い続けることができます。
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