1年以上使っていない信用金庫の口座はどうなる?放置口座の扱いと対応策

貯金

しばらく使っていない銀行口座がまだ使えるのか不安に思ったことはありませんか?特に信用金庫の口座を1年3ヶ月も放置していた場合、「凍結されたのでは?」と気になる方も多いでしょう。本記事では、放置された銀行口座の一般的な取り扱いと、信用金庫における対応について詳しく解説します。

使っていない銀行口座はどうなるのか?

銀行や信用金庫では、口座の入出金が一定期間まったくない場合、その口座を「休眠口座」や「長期未利用口座」として扱うことがあります。多くの金融機関では、1年や2年を経過した時点で「利用停止」や「ATM利用制限」などがかかることがあります。

ただし、これは即座に解約されるわけではなく、利用再開の手続きさえすれば口座を復活させることが可能です。1年3ヶ月程度の未利用であれば、多くのケースで問題なく再開できます。

信用金庫の場合の対応

信用金庫においても、未利用期間が長引くと口座が一時的に利用制限の対象になることがあります。主な制限は以下の通りです。

  • ATMやネットバンキングからの入出金ができなくなる
  • 振込や自動引き落としが一時停止される
  • 通帳記帳がエラーになる

こうした制限が発生しても、通帳とキャッシュカード、本人確認書類(免許証など)を持って窓口に行けば、再度利用開始できるケースがほとんどです。

放置しすぎるとどうなる?5年・10年経過した場合

5年や10年を超える長期間放置された口座は、銀行や信用金庫により「休眠口座」と見なされます。2018年以降は休眠預金等活用法に基づき、10年以上利用のない預金は国の管理下に移されることがあります。

ただし、預金は消失するわけではなく、手続きをすれば戻ってきます。本人確認と理由の説明があれば、休眠預金の返還請求が可能です。

口座を使い続けたいならやっておくべきこと

長期間口座を放置したくない、もしくは今後も継続して使いたい場合は、次のような簡単な操作で口座のアクティブ状態を保てます。

  • 月に1度、ATMで残高照会や100円程度の入金を行う
  • 公共料金や携帯料金の引き落とし口座に設定する
  • 定期的に通帳記帳を行う

こうした操作があると、「利用中の口座」として扱われ、休眠の対象にはなりません。

再開時に必要な書類と注意点

信用金庫で口座を再開する際に必要なものは次の通りです。

  • 通帳
  • キャッシュカード(あれば)
  • 本人確認書類(運転免許証、マイナンバーカードなど)

念のため、平日の窓口営業時間に訪問し、再開の意思と利用目的を伝えるとスムーズです。

まとめ

信用金庫の口座を1年3ヶ月間使っていなかった場合でも、すぐに解約や失効になることはほとんどありません。ただし、ATM利用や一部機能に制限がかかっている可能性があるため、早めに窓口で確認・再開手続きを行うのが安心です。放置し続けるより、口座のアクティブ状態を維持するちょっとした工夫が、今後のトラブル回避にもつながります。

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