クレジットカードの解約手続きの際、「ナビダイヤルで通話料が高額になる」「長時間待たされてイライラする」と感じた経験のある方は多いのではないでしょうか。特に、通話定額プランが効かないナビダイヤル(0570番号)に何十分も接続されると、かなりの出費になります。そこで本記事では、クレジットカード解約時のコストとストレスを抑えるための具体的な対策を紹介します。
ナビダイヤルとは?なぜ通話料が高いのか
ナビダイヤル(0570〜で始まる番号)は、通話料が発信者負担の有料番号で、携帯・固定問わず時間単位で課金されます。しかも、多くの「かけ放題プラン」が適用外であるため、思った以上に通話料がかさむことがあります。
例として、携帯電話でナビダイヤルに発信した場合、20秒あたり約10〜20円程度が課金され、5〜10分の待機で数百円に達することもあります。
解約時の通話料を節約する方法
- 通常の固定電話番号を探す:カード会社によっては、ナビダイヤルの代わりに03や06などの番号がある場合も。企業名+「通常番号」で検索すると見つかることもあります。
- カード裏面の会員専用番号を活用:一部カードは専用の直通番号が裏面や会員サイトに記載されています。
- LINE通話やチャット対応を利用:最近はチャットボットやLINEサポートで解約手続きができるカード会社もあります。
例として、楽天カードはアプリ内のチャットから一部解約の申し込みが可能です。また、アメックスでは平日の日中であれば比較的短時間でオペレーターに繋がります。
解約を考えている人が知っておくべき注意点
解約時は通話料の他に「年会費の発生タイミング」「ポイント残高」「ETCカードの同時解約」などにも注意が必要です。無駄な費用を払わないためにも、以下を確認しましょう。
- 年会費引き落とし直前の解約はNG
- 貯まっているポイントは消滅前に使う
- ETCカードや家族カードも同時に停止されることがある
例として、JCB一般カードは年会費発生月の前月末までに解約するのがベストです。
ユーザーの不満とカード会社の対応傾向
通話料の負担に対するユーザーの声は年々増加しており、SNSでも「解約電話がつながらない」「ナビダイヤルでぼったくり」といった投稿が目立ちます。その影響で、カード会社側も少しずつ改善の動きを見せています。
例えば、オリコカードや三井住友カードでは、問い合わせ件数の多い手続きに関してはウェブ上で完結できるシステムを導入しています。
どうしても通話が必要な場合の裏技
ナビダイヤルしか公開されていない場合、「ナビダイヤル回避ツール」を使って固定電話番号を探すという方法もあります。
代表的なサービスには以下があります。
これらを使えば、裏で公開されている直通番号に辿りつけることがあります。
まとめ:通話料を節約してストレスなく解約しよう
クレジットカードの解約は手続きそのものよりも「通話料」や「待ち時間」にストレスを感じがちです。ですが、情報を少し集めることで、高額な通話料金を避ける方法はたくさんあります。
「ナビダイヤルに注意」「代替手段を探す」「チャット対応を活用する」など、賢く対応すれば出費も手間も減らせます。ぜひ、次回の解約時には本記事の内容を活用してみてください。
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