新居への引っ越し直後は、光熱費の支払いスケジュールが不明確で不安になる方も多いです。特に初回の引き落としがいつ頃になるのかは、引っ越し後の家計管理に大きく影響します。今回は、引っ越し後の光熱費(電気・ガス・水道など)の初回請求・引き落としタイミングについて詳しく解説します。
初回引き落としは「利用開始から1か月〜2か月後」が基本
一般的に、電気・ガス・水道といった公共料金は、検針日または利用開始日を起点として約1か月単位で請求が行われます。そして、支払い方法を「口座振替」や「クレジットカード払い」に設定している場合、実際の引き落としは請求月の翌月10日〜末日ごろになることが多いです。
たとえば、6月30日に入居して7月1日から光熱費の利用が始まった場合、請求対象期間は「7月1日〜7月末」となり、請求書の発行が8月初旬、実際の引き落としは8月中旬〜下旬になるのが一般的です。
供給会社や支払い方法によって違いが出る理由
東京電力や関西電力、都市ガス会社など供給会社によって締日や検針日が異なるため、同じ地域でも支払いタイミングがずれることがあります。
また、コンビニ払いや振込用紙払いの場合は、請求書が郵送されてから10日〜2週間以内に支払う必要があります。このため、振込用紙での支払いを選択している場合、初回支払いは比較的早めになることも。
具体例:7月利用開始のケース
例1)7月1日から東京電力を利用開始 → 7月31日までの使用分が8月10日頃に請求 → 引き落としは8月25日ごろ
例2)7月10日から大阪ガスを利用開始 → 8月9日までが1か月分 → 8月下旬に請求 → 引き落としは9月上旬
初回請求が遅れることもある
引っ越し直後は、利用開始手続きが完了していない、または支払い方法の登録が反映されていないと、初回請求が1か月以上遅れる場合もあります。
この場合、初回の請求が2か月分まとめて来ることもあるため注意が必要です。請求金額が予想よりも高く感じるのはそのためです。
引き落とし時期を確認する方法
- 各光熱費会社のマイページで「請求日」「引き落とし日」を確認する
- 電話やチャットでカスタマーサポートに問い合わせる
- 初回の検針票や契約内容の案内書に記載されている情報を確認
最近ではオンラインでの確認が可能な企業も多いため、早めにアカウント登録しておくのがおすすめです。
まとめ:初回の引き落としは8月以降が目安
6月末〜7月初めに引っ越した場合、光熱費の初回引き落としは一般的に8月中旬〜下旬になる可能性が高いです。ただし、供給会社や支払い方法によって前後するため、正確な日付は各社のマイページで確認するのがベストです。
特に引っ越し初月は支払いスケジュールが不透明なこともあるため、請求書やメール通知を見落とさないよう注意しておきましょう。
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