同棲を始めたカップルにとって、家計の中でも食費は大きなウェイトを占めます。これまでは気ままに購入していた食材や外食も、共有財布で管理するとなると「月にいくらが妥当なのか?」と悩む方も多いはず。この記事では、2人暮らしの食費の平均や、予算設定の目安、無理なく節約するポイントを具体例とともにご紹介します。
2人暮らしの食費の平均額はどのくらい?
総務省の家計調査によると、2人世帯の食費の平均は月約6万円前後です。ただし、これは外食費込みの金額。自炊中心の場合は4万円台に収まる家庭も多く見られます。
たとえば、30代カップルのAさん宅では、1週間ごとに1万円ずつ財布に入れて管理し、月4万円程度でやりくり。外食は別会計にすることで、食材費と娯楽費を明確に分けています。
食費の予算設定のコツ
最初から厳密に設定しすぎるとストレスになるため、最初の2〜3か月は支出を記録しながら平均額を把握し、それを基準に予算を決めるのがおすすめです。
目安としては:
・自炊中心:3〜4万円
・外食もそこそこ:5〜6万円
・コンビニ・中食が多い:6万円以上
このようにライフスタイルによって差があるため、自分たちの生活習慣に合わせて調整しましょう。
食費を抑えるための節約術
食費を無理なく抑えるためには、以下のような工夫が効果的です。
- 週単位で予算を組む:月額では管理しづらい場合、1週間ごとの予算を設定することで支出をコントロールしやすくなります。
- 買い物リストを作る:無駄買いを防ぎ、余計な支出を抑えられます。
- 冷蔵庫の在庫を把握:食品ロスを減らすだけでなく、買いすぎ防止にも。
- 業務スーパーやまとめ買いを活用:特に肉や冷凍食品は割安で購入できます。
また、調味料やお米などは毎月買わないこともあるため、1か月ごとではなく数か月単位で平均化して考えると予算が立てやすくなります。
同棲カップルにおすすめの「共有財布」管理法
食費の支払い方法としておすすめなのが「月初に決めた金額を共有財布に入れて、そこから支払う」スタイルです。現金でもアプリでも、どちらでも構いません。
また、「日用品費」や「外食費」は別にするなど、用途に応じて財布を分けておくとトラブルも防げます。月末に残ったお金は、2人でのご褒美ディナーや貯金にまわすとモチベーションも保ちやすいです。
実際の2人暮らし家庭の食費例
以下は、複数のカップルから聞いたリアルな月間食費例です。
カップル | 食費 | 特徴 |
---|---|---|
Aさん(30代共働き) | 約40,000円 | 週末まとめ買い・基本自炊 |
Bさん(20代+学生) | 約55,000円 | 外食が週2〜3回あり |
Cさん(共働き+夜勤あり) | 約60,000円 | 中食・コンビニ多め |
このように生活スタイルによって大きく異なるため、「周りはいくら?」よりも「自分たちはどう暮らしたいか」を基準にすることが大切です。
まとめ:無理のない予算設定で楽しい同棲生活を
2人暮らしの食費は、生活スタイルや価値観によって大きく変わります。まずは1か月試してみて、自分たちに合った金額を見つけていくのが成功のコツです。
大切なのは、節約しすぎてストレスをためないこと。しっかり話し合いながら、心地よく暮らせる「わが家ルール」を作っていきましょう。
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