LINEミュージックの支払いは携帯料金とまとめたいけれど、ゲームの課金やアプリ内購入はクレジットカードで管理したい——そう感じている方は少なくありません。実は、支払い方法をサービスごとに分けることは可能ですが、そのためにはいくつかの設定変更と注意点があります。
アプリごとに支払い方法を変更することは可能か
結論から言うと、Apple IDやGoogleアカウントの支払い方法を切り替えることで、サービスごとに支払い方法を分けることはできます。
ただし、iPhoneではApp Store経由の支払い設定が、AndroidではGoogle Play経由の支払い設定が基準となるため、アプリ単位での柔軟な切り替えには少々工夫が必要です。
【iPhone編】LINEミュージックをキャリア決済、それ以外をクレカにするには
1. まず、LINEミュージックをApp Storeでサブスクリプション登録する際に「キャリア決済(docomo・au・SoftBankなど)」を選択します。
2. 登録後、他のゲームやアプリの課金を行う前に「支払い方法」をクレジットカードに切り替えておきます。
3. この切り替えは「設定→Apple ID→お支払いと配送先」からいつでも変更可能です。
注意: 支払い方法を変更すると、それ以降のすべてのApp Store課金にその設定が反映されるため、LINEミュージックを更新するタイミングでは再度キャリア決済に戻す必要があります。
【Android編】Google Playで支払い方法を使い分けるには
Google Playでも同様に、「LINEミュージック契約時にキャリア決済を選び」、「他の課金の前にクレジットカードに戻す」という手順を踏むことで分けることが可能です。
1. Google Playアプリを開き、「プロフィールアイコン→お支払いと定期購入→お支払い方法」からキャリア決済を設定します。
2. その後、ゲームなどの課金時には、決済画面で「クレジットカード払い」に手動で切り替えが可能です。
ただし、設定が保存されることもあるため、意図しない課金方法になっていないか注意が必要です。
LINE STOREを活用すれば分けやすくなる
LINEミュージックをLINE STORE(ブラウザ)経由で契約する方法もあります。ここでは、キャリア決済・クレジットカード・LINE Payなど複数の方法から選べるため、スマホ本体のストア設定とは切り離して管理できます。
LINE STOREのLINE MUSICプランページはこちら
この方法なら、「LINEミュージックはLINE STOREでキャリア決済、それ以外のアプリはApp StoreやGoogle Playでクレジットカード支払い」と完全に使い分けが可能です。
支払い管理のコツと注意点
- 支払い前に、必ず「現在の支払い方法」を確認する
- 毎月の支払履歴を定期的にチェックして、意図した方法になっているかを見直す
- LINEミュージックの無料体験期間中は、支払い方法が選べない場合もあるため注意
特に未成年ユーザーや家族アカウントで管理している場合には、保護者の同意や制限設定の影響も加味する必要があります。
まとめ:設定の工夫で支払いの使い分けは可能
LINEミュージックとゲーム課金の支払い方法を分けるには、「購入時の支払い設定の選択」や「LINE STOREの活用」がポイントとなります。
手間はかかるものの、支出管理をしやすくするメリットも大きいです。月額サブスクとスポット課金を明確に分けたい方には特におすすめの方法といえるでしょう。
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