SDカードの復旧目的でEaseUS Data Recovery Wizardを購入した後、「購入完了」と表示されたにもかかわらず、カード会社から「不正利用」の通知が来た——このような事例は少なくありません。特に海外ソフトウェアの決済は、セキュリティ上のフラグが立ちやすく、混乱の元となることがあります。この記事では、こうした事例での支払い状況の見極め方と対応策を解説します。
購入完了画面と「カードの不正利用通知」の違い
多くのソフトウェア購入では、支払い情報入力後に「ご注文ありがとうございました」と表示されます。しかしこれはあくまで「注文受付完了」の段階であり、実際に決済が完了しているとは限りません。
カード会社が不正利用を検知した場合、オーソリ（与信）段階でブロックされ、実際の請求処理（売上確定）が行われないこともあります。つまり、見かけ上「購入成功」に見えても、支払いが完了していない可能性もあるのです。
支払い状況を確認する方法
- クレジットカードの明細をオンラインで確認（「保留中」「仮請求」の表示があるか）
- 利用停止通知の発信元（カード会社）に電話確認する
- EaseUS側から「請求完了」や「ライセンスキー発行」のメールが届いているか確認
例えば、仮にJCBカードで決済し、購入直後に「不審な取引を検知」とのメールが来た場合、カード自体が一時停止になっている可能性があります。そのままでは正式な請求処理は進まず、購入が成立していない状態のまま放置されているかもしれません。
EaseUSへの問い合わせのポイント
もし購入が成立しているかどうか不明な場合は、EaseUSのカスタマーサポートへメールまたはチャットで問い合わせましょう。その際には以下の情報を伝えるとスムーズです。
- 注文番号（”Thank you for your purchase”に表示されたもの）
- 使用したメールアドレス
- 購入日時
- カード決済が停止されたこと
EaseUSでは購入者情報が一致すれば、支払い状況を調査し、未払いであれば再決済リンクを案内されることもあります。
クレジットカードの不正利用対策
海外製品購入時には、下記のような対策を取っておくことで、トラブルを未然に防ぐことができます。
- 海外決済対応のセキュリティコード必須カードを使用
- 一時的なバーチャルカード（使い捨て）を活用
- 信頼できる正規ルートからのみ購入（公式サイト・認定販売代理店など）
また、EaseUSなどは日本語サイトがあるものの、実際の決済処理は中国本土または香港経由で行われる場合があるため、カード会社のセキュリティに引っかかりやすい傾向があります。
まとめ：不正利用通知後は「明細確認」と「二重請求の防止」が重要
EaseUS購入時に「注文完了」画面が出ても、カード会社側で不正利用検知が入った場合は、決済が完了していないことも多くあります。まずはカード明細を確認し、続いてEaseUSサポートに連絡するのが鉄則です。
なお、二重での再購入や、使用不能なライセンスのまま放置しないよう注意が必要です。問題が発生した際は、カード会社とEaseUS両方に丁寧に連絡を取り、解決に向けた手続きを進めましょう。
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