夫の手取り45万円・子育て中の妻はフルタイムで働くべき?家計と体力のバランスを考える最適な働き方

家計、節約

家計や生活環境、そして体力の不安など、働き方の選択は家庭状況によって大きく左右されます。特に中学生の子どもがいるご家庭では、教育費がこれから本格的にかかるタイミング。この記事では、夫の収入だけに頼らず、無理なく働き続ける方法について具体的に考えていきます。

夫の収入と生活費のバランスを把握しよう

手取り45万円で、ボーナス無しという場合、都内郊外での生活においては堅実な家計管理が求められます。特に中学生が2人いる家庭では、学費や習い事に加え、高校・大学進学への費用が今後重くのしかかってきます。

例えば、公立高校でも年間30〜40万円、大学では年間100万円以上の出費が一般的です。これらを夫の収入だけでカバーするには、生活費や住宅ローンなどを相当切り詰める必要があるため、妻の収入があると心強いのが現実です。

フルタイムと扶養内パート、それぞれのメリットとデメリット

フルタイム勤務のメリット:安定した収入と社会保険の加入による手厚い保障。パートよりも将来の年金額も増え、長期的には有利です。ただし、体力に不安がある場合は継続が難しい可能性もあります。

扶養内パートのメリット:体に負担が少なく、家庭との両立がしやすい点が魅力です。しかし収入は年間103万円または130万円以下に抑える必要があり、家計に大きな貢献とはなりづらいです。

体力が不安な方におすすめの働き方の選択肢

過去にフルタイムでの就労に失敗している場合は、「フルタイムかパートか」ではなく、“無理なく続けられる柔軟な働き方”を選ぶことが重要です。

例えば、週4日勤務の契約社員や、時短勤務が可能な派遣社員、また最近では在宅勤務を併用したハイブリッド型勤務を取り入れている企業も増えています。フルタイムに近い収入を得ながらも、体力の負担を抑えられる環境を選ぶことが可能です。

実例:年収の差と生活のゆとり

仮に月収18万円の時短勤務をした場合、年間216万円の収入が得られます。これだけで子ども1人分の高校授業料・塾代・定期代などがまかなえる可能性があります。これがあるだけで、貯蓄ペースや将来の教育資金の安心感は大きく異なります。

一方、扶養内パートで月7万円(年間84万円)とした場合、保険料などの負担はありませんが、やはり大きな家計補填にはなりにくくなります。

まずは「継続できるか」を基準に選ぼう

「フルタイムで働くべきかどうか」は収入面のメリットだけで判断するのではなく、“継続できるかどうか”を軸にすることが肝心です。体調を崩して退職してしまうと、結果的に収入も安定性も失うことになるからです。

まずは体力面に配慮した働き方からスタートし、余裕が出てきたら徐々に働く時間を増やしていくステップアップ型の選択肢も検討してみてください。

まとめ:今後の家計と健康を両立させる柔軟な働き方を

夫の収入だけで将来の教育費や老後資金を準備するのは難しい可能性があります。しかし、体力的な不安がある中で無理にフルタイムにするのもリスクがあります。

ポイントは、収入と体力のバランスを取る「持続可能な働き方」を選ぶこと。選択肢はフルタイムか扶養内パートだけでなく、その中間の柔軟な働き方も視野に入れて、今後のライフスタイルに合った選択を心がけていきましょう。

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