突然の故障やトラブル時に頼れる自動車保険のロードアシスタンス。損保ジャパンに加入している方で、万が一自費でレッカーを手配してしまった場合でも、あとから保険で対応できる可能性があります。本記事では、実費で業者を呼んだ後に損保ジャパンへ請求できるかどうか、実際の対応方法や条件を詳しく解説します。
損保ジャパンのロードアシスタンスの基本
損保ジャパンでは、自動車保険にロードアシスタンス特約が付帯している場合、故障や事故時のレッカー移動、バッテリー上がり、鍵の閉じ込みなどのトラブルに対応するサービスを提供しています。
本来は専用のサポート窓口に連絡して手配する仕組みですが、緊急時に自分で業者を手配した場合でも、一定の条件を満たせば補償されるケースがあります。
後からの請求は可能か?
損保ジャパンの公式案内によると、「やむを得ず自費でロードサービスを利用した場合、後日申請により実費相当額が支払われることがある」と明記されています。
ただし、以下の条件に該当する必要があります。
- 緊急性が高く、保険会社に事前連絡が困難だったと認められる場合
- 領収書やサービス内容の明細が明確に残っている
- 契約している保険にロードアシスタンス特約が付いている
実際の請求手順
以下は、レッカー費用の払い戻しを申請する際の一般的な流れです。
- 損保ジャパンのカスタマーセンターに連絡
- 「自費で手配したレッカー費用を請求したい」旨を伝える
- 請求用紙や必要書類(領収書、業者名、発生日時等)を提出
- 内容確認後、指定口座に払い戻し(上限あり)
※支払い対象外となるケースもあるため、必ず事前に連絡を入れておくことが重要です。
補償対象になる費用と制限
損保ジャパンではレッカー費用の補償距離や金額上限が設定されています。
たとえば、指定距離(例:15kmまたは50km)まで無料、それを超える部分は自己負担となる場合があります。また、業者によっては高額請求されることもあるため注意が必要です。
よくある注意点とトラブル事例
・レシートを紛失してしまったために補償対象外となった
・自費で呼んだレッカー業者の作業が本来の補償内容と異なり、一部しか支払われなかった
こうしたトラブルを避けるためにも、故障時はできるだけ早く損保ジャパンに連絡することがベストです。
まとめ:緊急時はまず連絡、その後でもチャンスあり
損保ジャパンのロードアシスタンスは原則、保険会社を通じて手配する前提ですが、緊急対応として自費でレッカーを呼んだ場合も、後から請求できる可能性は十分にあります。
請求には明確な領収書や状況説明が求められるため、なるべく早めに保険会社へ相談を。今後の備えとしても、加入内容を一度確認しておくと安心です。
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