近年、キャッシュレス決済の普及により、ゲームセンターでもスマホ一つで遊べる時代になりました。特にPayPayは広く対応しており、音ゲーなどのアーケードゲームを利用する際の決済手段としても注目されています。しかし、PayPayには「PayPayマネーライト」など複数の残高区分があり、利用先によって使える範囲に違いがあるため注意が必要です。
PayPayの残高区分を正しく理解しよう
PayPayの残高は主に以下の3種類に分かれています。
- PayPayマネー:本人確認済でチャージや銀行出金が可能な残高
- PayPayマネーライト:本人確認未済でチャージ可能だが出金不可の残高
- PayPayポイント:キャンペーンなどで付与され、チャージ不要で支払いに利用可
このうち「PayPayマネーライト」は、チャージに使えるが利用先によっては制限があるため注意が必要です。
ゲームセンターでのPayPay決済の対応状況
多くのゲームセンターでは、タイトーステーションやラウンドワン、セガなどを中心に、キャッシュレス決済機能付き筐体(PASELI、電子マネー、QRコード)が導入されています。
QRコード決済が使える場合、PayPayが採用されていることもありますが、その端末がPayPayのどの残高を利用可能にしているかは店舗の端末や契約設定に依存します。
PayPayマネーライトが使えるかの判断ポイント
PayPayマネーライトは、「オンライン加盟店」では原則利用可ですが、「対面取引」でかつ「本人確認が求められる加盟店」では使えないこともあります。つまり、ゲームセンターがこの「対面取引型の制限あり加盟店」に該当する場合、PayPayマネーライトでは決済できない可能性があります。
店舗でPayPayアプリを起動し、QRコード読み取り画面から支払おうとした際にエラー表示が出る場合、マネーライト残高が原因かもしれません。
本人確認すれば全残高が使えるように
PayPayのアプリで本人確認(eKYC)を完了すれば、マネーライト残高はPayPayマネーに移行し、すべてのPayPay加盟店で使用可能になります。これはゲームセンターでも有効です。
本人確認には運転免許証やマイナンバーカードが必要ですが、手続きは数分で完了するため、音ゲーを確実にPayPayで楽しみたい方には強くおすすめです。
音ゲーでのキャッシュレス支払いの他の選択肢
PayPay以外にも、以下の方法で支払い可能な場合があります。
- 交通系ICカード(Suica、PASMOなど)
- 楽天Edy、nanaco
- クレジットカード対応のタッチ決済
特に「maimai」「CHUNITHM」「オンゲキ」などの人気音ゲーでは、Aimeカード連携と電子マネー連携が進んでおり、PayPay非対応でも支払いがスムーズに行えます。
まとめ:事前準備で音ゲー体験を快適に
PayPayでゲームセンターの音ゲーを楽しむには、「マネーライト」残高では対応できないケースがあるため、事前に本人確認を済ませて「PayPayマネー」に移行しておくことが安心です。
また、ゲームセンターの支払い方法は店舗によって異なるため、訪問予定の施設の公式サイトや現地での表記を確認しておくとよいでしょう。キャッシュレスでスムーズに音ゲーをプレイして、充実したゲームライフを送りましょう。
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