三井住友カードの100万円修行、いわゆる「100万円利用達成特典(通称:修行)」は、年間100万円(税込)のカード利用によって年会費永年無料やポイント還元などの特典を得られる制度として注目されています。中でもETC利用が修行の対象になるかどうかは、多くの利用者にとって気になるポイントです。
ETC利用料金は原則カウント対象
三井住友カードの公式サイトでは、ETCカードでの通行料金支払い分は100万円修行の利用金額に「含まれる」と明記されています。ただしこれは、ETCマイレージサービスなどを通じた還元を除いた実際の決済金額で計算されます。
つまり、高速道路などをETCで利用した場合、その通行料が三井住友カード決済で処理されていれば、それも修行の一部として加算されるということです。これにより、出張や通勤などで車を使う人には有利な条件と言えるでしょう。
ETC年会費や発行手数料は対象外
ETCカード自体の発行手数料(通常:550円)や年会費は、100万円修行の利用対象にはなりません。あくまで「実際の通行料」のみが集計対象ですので注意が必要です。
また、キャンペーンなどで無料になっている場合や、ゴールドカード特典で年会費が永年無料のETCカードもありますが、これらの特典自体が修行対象に影響することはありません。
対象外となる代表的な支払い
ETC利用以外にも、100万円修行でカウントされない支払い項目はいくつか存在します。例えば以下のようなものが対象外です。
- 年会費(カード・ETC含む)
- キャッシング利用分
- 電子マネーチャージ(特にモバイルSuica・楽天Edyなど)
- 税金や公共料金の一部
そのため、ETC通行料金のような「交通インフラ費用」はむしろ貴重な対象項目であり、日常生活で自然に使える利用項目です。
ETC利用を効率的に修行に活かす方法
ETC利用だけで100万円に達するのはなかなか難しいかもしれませんが、週末や長期連休の旅行、出張などを計画的に取り入れることで積み上げることができます。
また、ETCと併せて公共料金、スーパー、Amazonや楽天市場などでのショッピングを三井住友カードで一元管理すれば、無理なく年間100万円をクリアすることも十分可能です。
修行中は明細管理も忘れずに
三井住友カードのVpassアプリやWeb明細を使えば、修行の進捗状況を確認しやすくなります。「あといくらで達成」という可視化ができるのは、モチベーション維持にもつながります。
また、月末締め・翌月支払いというサイクルに注意し、年間利用額の起算日(多くはカード更新月)を事前に確認しておくと、カウント漏れを防ぐことができます。
まとめ
・三井住友カードの100万円修行にはETC通行料も「含まれる」
・ただしETCカードの発行手数料や年会費は対象外
・日常利用と併せて効率的に積み上げるのがコツ
・進捗確認や対象外項目の把握が成功の鍵
ETC利用は見逃しがちな修行対象ですが、意識して活用することで100万円達成を大きく後押しする存在になり得ます。しっかりと明細をチェックしながら、計画的に利用していきましょう。
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