楽天証券でクレカ決済のつみたてNISAは預り金でも大丈夫?マネーブリッジとの関係も解説

貯金

楽天証券のつみたてNISAを利用する際、「預り金」や「楽天マネーブリッジ」の活用、そして「クレジットカード決済」との関係について混乱する方も多いようです。特に「入金しなくてもクレカ決済設定されていれば積立されるのか?」「預り金だけでも対応可能なのか?」といった疑問に答える形で、仕組みをわかりやすく解説していきます。

楽天証券のつみたてNISAとクレジットカード決済の仕組み

楽天証券では、つみたてNISAの積立金額をクレジットカード(楽天カード)で決済することが可能です。この仕組みでは、証券口座に資金を入れておく必要はなく、カード会社から直接引き落とされるため、「預り金」や「マネーブリッジ」自体は影響しません。

例えば、2025年7月28日に10万円分のつみたてNISAをクレカ設定していれば、その月のカード利用分として楽天カードから引き落としが行われ、証券口座内では自動的に積立が行われます。

預り金がある場合はどうなる?

楽天証券の「預り金」とは、証券口座内に現金として保有している残高のことです。クレジットカード決済を設定している場合、預り金は使用されず、クレカから直接積立資金が引き落とされます

つまり、預り金に残高があってもなくても、クレカ設定さえ完了していれば問題ありません。ただし、クレジットカード決済以外の積立方法(銀行引き落としや証券口座引き落とし)を設定している場合には、預り金が活用されることもあります。

楽天マネーブリッジとの関係性

楽天マネーブリッジとは、楽天証券と楽天銀行を連携させて、資金移動を自動化するサービスです。これにより、楽天銀行の普通預金金利が優遇(年0.1%)されるなどのメリットもあります。

ただし、マネーブリッジをしていても、クレジットカード決済設定をしているつみたてNISAの積立に対しては、銀行や証券口座から資金が引き出されることはありません。あくまで楽天カード側で処理されます。

クレカ決済の注意点:引き落とし日とポイント付与

楽天カードでのつみたてNISA積立は、毎月1日に決済処理され、同月の27日前後に楽天カードから引き落とされます。カードの利用限度額にも含まれるため、他の買い物とのバランスも要注意です。

また、楽天ポイントも付与される点が魅力ですが、付与対象は最大50,000円分までとなっており、上限を超える分についてはポイント対象外です。

実際の設定画面や反映タイミング

楽天証券のマイページでつみたてNISAの設定内容を確認すると、「引落方法:クレジットカード決済」「設定日:2025/07/28」と表示されていれば、その時点で楽天カードにて積立が確定している状態です。

その後の変更や停止、金額修正などは、設定月の12日までであれば対応可能です。それ以降は次回の設定から反映されます。

まとめ:預り金とマネーブリッジの有無はクレカ決済には影響なし

楽天証券でのつみたてNISAにおいて、クレジットカード決済を利用している場合、預り金の残高やマネーブリッジの設定状況は影響しません。楽天カードから直接積立金が処理されるため、証券口座に入金がなくても安心です。

とはいえ、楽天銀行との連携による金利優遇や自動入出金の利便性もあるため、併用しておくことで今後の資産形成においてメリットが広がるでしょう。

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