美容医療の分割払いとして人気の高い医療ローンですが、中でもアプラスは多くのクリニックと提携しており利用者も多い信販会社です。この記事では、すでにアプラスの医療ローンを利用中の方が、さらに追加でローンを組むことができるのかについて、審査基準や注意点を含めてわかりやすく解説していきます。
アプラスの医療ローンは複数契約できるのか?
結論から言えば、アプラスでは複数のローン契約を持つことは可能です。ただし、新たに契約する際には審査が行われ、現在の返済状況や信用情報が総合的に判断されます。
たとえば、すでに1件目のローンで延滞や返済遅延があると、追加のローンは通りにくくなります。逆に、返済をきちんと行っていれば、過去に完済した実績も含めてプラス評価になることもあります。
審査で重視される4つのポイント
アプラスが新規ローンの審査で確認する主なポイントは以下の通りです。
- 現在のローン残高と返済状況
- 他社を含む借入件数・総借入額
- 年収や勤務先などの属性情報
- 信用情報機関の登録情報(CICなど)
複数ローンを持つ場合、総返済負担率(年収に対する年間返済額の割合)が特に重視されます。一般的に30〜35%を超えると審査に通りにくくなります。
過去の完済実績は有利に働くか?
質問者のように、アプラスで8年前にローンを完済した経験がある方は、一定の信頼があるとみなされる可能性があります。信販会社にとって、完済実績のある顧客は「安心して再契約できる顧客」と評価されやすいためです。
ただし、8年という期間は信用情報機関の記録保持期間(CICでは5年)を超えているため、現在の審査には直接反映されない可能性もあります。あくまで最新の信用情報が重視されます。
申し込み前に確認しておきたい実用的チェックリスト
新たな医療ローンを申し込む前に、以下の点をセルフチェックしておきましょう。
- 現在の月々の返済額に無理はないか
- 他社を含むローン件数が多すぎないか
- 過去6ヶ月以内に複数のローンに申し込んでいないか
- 現在利用中のアプラスローンで延滞はないか
また、CICの開示請求を行えば、自身の信用情報を確認できます。事前に内容を把握しておくことで、審査通過の可能性を把握しやすくなります。
審査に落ちた場合の代替策
万が一、アプラスの医療ローンに通らなかった場合でも、以下のような代替手段が存在します。
- 他の信販会社の医療ローンを検討する(オリコ、ジャックスなど)
- 医療クリニックの院内分割制度を活用
- 家族名義でローンを組む(同意が必要)
特に家族名義での申請は、本人の信用情報に不安がある場合に有効です。ただし、責任が移るため、家族の理解と協力が不可欠です。
まとめ:アプラスで複数の医療ローンは可能だが慎重に
アプラスでは複数の医療ローン契約が可能ですが、審査は慎重に行われ、現在の返済状況や信用情報が大きく影響します。過去の完済実績も一定の信頼につながる一方で、最新の情報が優先される点も意識しておきましょう。
無理のない返済計画を立て、必要に応じて信用情報の確認や家族への相談も行いながら、安心して利用できる選択肢を探していくことが重要です。
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