PayPayアプリの本人確認(eKYC)を進めている中で「無効な文字が含まれているため申請できませんでした」というエラーに直面することがあります。入力内容が正しいつもりでもこのエラーが表示されると困惑しますよね。本記事ではこのエラーが発生する原因と、その具体的な解決策をわかりやすく解説します。
「無効な文字」とはどんな文字?
このエラーで言う「無効な文字」とは、システム側が読み取れない、あるいは対応していない文字種のことを指します。具体的には次のようなものが該当します。
- 機種依存文字(例:① ㈱ ㍿ ㌧ など)
- 全角の英数字(例:「ABC123」)
- 記号(例:「♯」「☆」「♪」「&」など)
- 顔文字・絵文字(例:「😊」「(^_^)」など)
特に注意すべきは、名前のフリガナ欄や住所欄に機種依存文字や全角英数字を入れてしまうケースです。
入力する際の注意点
PayPayの入力フォームは、基本的に半角英数字・全角カナ・漢字の基本文字のみが想定されています。以下のポイントを確認しましょう。
- フリガナはすべて「全角カタカナ」で統一
- 郵便番号や番地、電話番号は「半角数字」
- 住所の番地や建物名に絵文字や記号を使わない
- スペースは「半角スペース」で統一
たとえば「1-2-3」のような番地を「1−2−3」(全角数字+全角ハイフン)で入力すると、エラーが発生することがあります。
エラーが出た時の確認・対処手順
以下の手順で入力内容を見直してみましょう。
- コピー&ペーストで入力した場合は一度すべて削除し、手入力でやり直す
- 漢字の異体字や旧字体(例:「髙」「﨑」など)を標準漢字に修正する
- 建物名や会社名に記号が含まれる場合は、省略・変更して再入力する(例:「♯101」→「101号」)
- 機種依存文字が混ざっていないかチェックする(WindowsならIMEパッドで確認可能)
どうしてもわからない場合は、PayPay公式ヘルプページやアプリ内のチャットサポートで入力内容のガイドを確認するとよいでしょう。
PayPayサポートへの問い合わせ方法
それでも解決しない場合は、PayPayカスタマーサポートへの問い合わせが必要です。電話窓口はなく、アプリ内の「ヘルプ」→「お問い合わせ」→「チャット」から進むのが基本です。
チャットではAIが一次対応しますが、「オペレーターに接続」と入力すると人間のサポートに繋がることがあります。内容を端的にまとめて伝えるとスムーズです。
本人確認が進まない場合の代替策
どうしても本人確認が完了できない場合、一時的に「本人確認未完了状態」で使える範囲でPayPayを利用することもできます。ただし以下の制限があるため、なるべく早く解決するのが望ましいです。
- 送金機能やPayPayステップの特典制限
- 残高上限の制限(5万円など)
- 本人確認特典やキャンペーンの対象外
本人確認が完了することで、PayPayを最大限に活用することが可能になります。
まとめ:文字入力は「半角・全角・記号」に要注意
PayPay本人確認で表示される「無効な文字が含まれているため申請できませんでした」というエラーは、入力に使われた文字種の不一致が原因であることが大半です。
全角数字や記号、機種依存文字などを使わず、基本の文字種で入力し直すことでほとんどのケースが解決します。入力後に再確認し、問題が解決しない場合は公式チャットサポートを活用してみましょう。
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